日本史上の人物の業績認知度
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作成日時 : 2008/07/04 19:03
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社会科の理解度を調べる目的で、2007年1〜2月に小学6年生と中学3年生を対象にした調査が行なわれ、その結果が公表された、と報道されました。小学6年生を対象にした調査では、小学校の学習指導要領に明記された42人の業績を示し、どの人物なのかを選ばせる問題が出され、正答率の1位は卑弥呼(99%)でした。幕末以降の政治家については、いずれも正答率が低くなっているのが大きな特徴です。
この調査で気になるのは、卑弥呼が「邪馬台国の女王になった」とされていることです。卑弥呼が邪馬台国の女王ではなく倭国の王だということは、以前から指摘されているのですが(西嶋.,1999,第一章)、義務教育での歴史教育では、依然として卑弥呼は邪馬台国の女王だと教えられているということでしょうか。その他に気になったのは、小学校の学習指導要領に明記された42人のなかに、源義経が入っているのにたいして、天武天皇が入っていないことです。どういう基準でこの42人が選ばれたのか、どうもよく分かりません。
参考文献:
西嶋定生(1999)『倭国の出現』(東京大学出版会)
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