鳥類の新たな分類
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作成日時 : 2008/07/05 05:20
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遺伝子配列に基づいた鳥類の新しい系統樹についての研究(Hackett et al.,2008)が報道されました。鳥類の系統樹について、私はほとんどまったく知らないので、この研究の衝撃をよく理解できていないのですが、教科書の修正も必要とのことで、どうもじゅうらいの通説をかなり覆す結果になったようです。
鳥類は進化初期に種が急増した後、それぞれの集団が異なった環境に適応していき、複雑な進化の歴史を経たようです。具体的な分類ですが、たとえば、水辺を好むフラミンゴは近縁の水鳥と同じ分類に入らないそうです。夜行性や他の動物を補食する習性といった猛禽類の生態的地位も、多数の進化を経てきた結果である可能性がある、とされています。鳥類の形態・行動・生態的地位の類似性は、収斂進化である場合も少なくない、ということなのでしょうが、これは鳥類だけではなく、他の生物にもあてはまるのかもしれません。
参考文献:
Hackett SJ. et al.(2008): A Phylogenomic Study of Birds Reveals Their Evolutionary History. Science, 320, 5884, 1763-1768.
http://dx.doi.org/10.1126/science.1157704
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