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zoom RSS 恐竜が内温性だった可能性

<<   作成日時 : 2012/07/21 00:00   >>

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 恐竜が内温性だった可能性を指摘した研究(Köhler et al., 2012)が公表されました。以下は『ネイチャー』の日本語サイトからの引用ですが、これまで恐竜が内温性ではなかった根拠として、爬虫類や両生類の骨にも似た特徴が見られる、成長の季節的な減速または中断を示す「成長停止線」のあることが挙げられていました。一方、内温性とされる鳥類や哺乳類については、これまで1季節内で成体に育つものがおもに研究対象となっており、この研究でシカ・レイヨウ・トナカイなど大型の内温性哺乳類が調べられたところ、成長に適さない季節には、成長が停止していることを示す証拠が得られたそうです。もちろん、だからといって恐竜が内温性とは限らないのですが、恐竜が外温性(変温性)だったという見解の重要な根拠が退けられた、とは言えるでしょう。

進化:恐竜は温血動物だった可能性がある
恐竜が内温性(温血性)だったかどうかは、難問である。内温性でなかったとする根拠の1つは、恐竜の骨組織に成長の季節的な減速または中断を示す「成長停止線」が認められるというものがある。これに似た特徴は爬虫類や両生類の骨にも見られ、こうした線は外温性(変温性)を意味するという考え方につながった。一方、内温動物は年間を通して成長できると考えられていた。問題は、最も広く研究されてきた鳥類や小型哺乳類などの内温動物には、1回の季節内で完全な成体サイズまで育つものが多く、成長が休止する期間がほとんどないことだった。今回M Köhlerたちは、熱帯から極域までのさまざまな気候区分に生息する野生の反芻動物(つまり大型の内温性哺乳類)を対象とした、包括的な研究を行った。シカ、レイヨウ、トナカイなどの調べられたすべての動物で、成長に適さない季節には、成長が停止していることを示す証拠が得られた。したがって、成長の停止で生じた線は、恐竜の外温性の論拠としては使えないことになる。



参考文献:
Köhler M. et al.(2012): Seasonal bone growth and physiology in endotherms shed light on dinosaur physiology. Nature, 487, 358–361.
http://dx.doi.org/10.1038/nature11264

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