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zoom RSS ミトコンドリアDNAの変異が寿命に影響を与える可能性

<<   作成日時 : 2014/10/14 00:00   >>

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 ミトコンドリアDNAの変異と寿命との関係についての研究(Ross et al., 2014)が公表されました。母系伝達となるミトコンドリアDNAの変異は健康に影響を及ぼすこともある、とこれまでの研究は示唆してきました。この研究は、ミトコンドリアDNAの変異により平均寿命が短くなることを明らかにしました。マウスの平均寿命は、低レベルのミトコンドリアDNA変異を有する場合には100.2週であるのに対して、そうではない場合には141.1週だった、とのことです。以下は『ネイチャー』の日本語サイトからの引用です。


【遺伝】母系伝達される変異が寿命に影響を与える可能性

 マウスにおいて母系伝達されるミトコンドリアDNA(mtDNA)の変異には寿命を短くする作用があるとする考え方が発表される。これまでの研究では、母系伝達されたmtDNA変異が一生にわたって健康全般に影響を及ぼすことを示唆する証拠が蓄積されているが、今回の研究でもそうした証拠が得られた。この結果を報告する論文が掲載される。

 mtDNAは、大部分の遺伝物質と異なり、母方のみから受け継がれる。そして、ミトコンドリアの機能不全は、老化過程で重要な役割を担うと考えられており、これまでの研究では、受け継がれたmtDNA変異によってマウスの早期老化が起こることが明らかになっている。今回、Jaime Rossたちは、mtDNA変異によって老化の早期出現が起こるだけでなく、寿命の中央値も約30%短くなる可能性のあることを明らかにした。つまり、低レベルのmtDNA変異を有するマウスの平均寿命が100.2週であるのに対して、母親にmtDNA変異のないマウスの平均寿命が141.1週であることが判明した。以上のデータは、母系由来のmtDNA変異が健康全般と寿命に負の影響を及ぼすことを示唆している。



参考文献:
Ross JM. et al.(2014): Maternally transmitted mitochondrial DNA mutations can reduce lifespan. Scientific Reports, 4, 6569.
http://dx.doi.org/10.1038/srep06569

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