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zoom RSS 人間の身長に関連する遺伝子

<<   作成日時 : 2014/10/07 00:00   >>

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 昨年や一昨年よりも凱旋門賞の結果に落胆していないとはいっても、やはり悔しくてかなり気分が落ち込んでしまったことは否定できず、まだ1日程度ではとてもそこから抜け出せてはいないのですが、こういう時こそ、いつものように淡々とブログを更新していこう、と考えています。とはいっても、数年前に執筆したものを公開することも多くなりそうですが・・・。以下、本題です。


 人間の身長に関連する遺伝子についての研究(Wood et al., 2014)が公表されました。この研究はオンライン版での先行公開となります。この研究では、253000人以上を対象とした調査の結果、成人の身長と関連する遺伝子が新たに同定されました。多数の遺伝子の組み合わせによって決定される複合形質の典型例である人間の身長と強く関連する、697個の遺伝子多様体が発見された、とのことです。もちろん、第二次世界大戦後の日本の事例を想起すれば容易に分かるように、身長には環境、とくに食性の影響も大きいことは間違いありません。以下は『ネイチャー』の日本語サイトからの引用です。


ヒトの身長に関連する数百個の遺伝子多様体の新規同定

 253,000人以上を対象とした研究が行われて、成人の身長と関連する遺伝子が新たに同定されたことを報告する論文が、今週のオンライン版に掲載される。この新知見は、ヒトの複合形質の研究においてサンプルサイズが大きいことの重要性を明確に示している。

 成人の身長は、多数の遺伝子の組み合わせによって決定される複合形質の典型例だ。世代間で受け継がれる遺伝要因が、身長の個人差の原因の約80%を占めている。

 今回、Timothy Fraylingたちは、ヒトの身長に関する79件の研究で得られたデータを組み合わせて、成人の身長が決まる際に関係する遺伝子を新たに同定した。つまり、身長と強く関連する697個の遺伝子多様体が発見されたのだ。これに対して、183,727人の被験者を対象としたヒトの身長に関する一番最近の研究では、わずか180個の遺伝子多様体しか同定されなかった。Fraylingたちの推定によれば、身長について観察される個人差には、数万個の遺伝子多様体が寄与しているが、その大部分のものは、影響が非常に小さいとされる。今回の研究で発見された697個の遺伝子多様体は、身長の個人差の約16%の原因となっている。これらの多様体に対応する一連の遺伝子には、骨と軟骨の成長と形成に関与する遺伝子(例えば、コラーゲン遺伝子、骨形成性オステオグリシン遺伝子など)が多く含まれている。ただし、今回同定された遺伝子には、骨成長の調節機能を持つと考えられていなかったものも含まれており、それらは、今後の研究の有望なテーマといえる。



参考文献:
Wood AR. et al.(2014): Defining the role of common variation in the genomic and biological architecture of adult human height. Nature Genetics, 46, 11, 1173–1186.
http://dx.doi.org/10.1038/ng.3097

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