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zoom RSS 先カンブリア時代の謎の生物群

<<   作成日時 : 2014/12/14 00:00   >>

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 カンブリア大爆発の直前となる約6億年前のエディアカラ紀の化石群についての研究(Chen et al., 2014)が公表されました。この研究では、中国の陡山沱(Doushantuo)のエディアカラ紀の化石群が報告されています。この化石群の分類についてはさまざまな解釈が提示されてきましたが、この研究では、新たに発見された球状微化石には細胞分化・プログラム細胞死・体細胞および生殖細胞の分離を示す明らかな証拠が認められるものの、それ以外は既知のいかなる生物群とも類似点がない、と指摘されています。そのため、これらの化石は、現在の地球上の生物とは全く似たところがない多細胞生物で起こった未知の「実験」の痕跡ではないか、と推測されています。以下は『ネイチャー』の日本語サイトからの引用です。


古生物学:エディアカラ紀の動物胚様化石に見られる細胞分化および生殖細胞と体細胞の分離

古生物学:陡山沱の微化石の謎

 「カンブリア大爆発」直前のエディアカラ紀(約6億年前)は、進化学的に重要な時代であるが、分かっていることは極めて少なく、エディアカラ化石群を分類しようとする試みはそのほとんどが全く進んでいない。中国の陡山沱(Doushantuo)のリン灰土から見つかる微化石は特に不可解な存在で、細菌から原生生物、藻類、さらには動物の初期胚に至るさまざまな解釈がなされてきた。S Xiaoたちが今回報告している陡山沱リン灰土の新たな球状微化石には、細胞分化、プログラム細胞死、および体細胞と生殖細胞の分離を示す明らかな証拠が認められるが、それ以外は既知のいかなる生物群とも類似点がない。これらの化石は、現在の地球上の生物とは全く似たところがない多細胞生物で起こった未知の「実験」の痕跡であると考えられる。



参考文献:
Chen L. et al.(2014): Cell differentiation and germ–soma separation in Ediacaran animal embryo-like fossils. Nature, 516, 7530, 238–241.
http://dx.doi.org/10.1038/nature13766

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