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zoom RSS 蛇の最初期の進化

<<   作成日時 : 2015/02/14 00:00   >>

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 蛇の最初期の進化に関する研究(Caldwell et al., 2015)が公表されました。この研究では、イギリス・ポルトガル・アメリカ合衆国で発見された蛇の頭蓋骨化石から、1億6700万〜1億4300万年前頃に生息していた蛇の新種(4種)が同定されました。その結果、最初期の蛇が出現した時期には有鱗爬虫類の他の主要な分類群の大部分が急速に多様化しており、最初期の蛇はジュラ紀中期に世界各地のさまざまな生息地(沼地・池・河川・沿岸など)に存在していたことが明らかになりました。また、じゅうらいは蛇の頭部の進化が細長い胴体の進化よりも後のことだったと考えられていましたが、この研究では、典型的な蛇の頭部がまず進化し、その後に細長く肢のない胴体が進化したのではないか、と示唆されています。以下は『ネイチャー』の日本語サイトからの引用です。


【古生物学】最古のヘビの化石が見つかる

 これまでで最も古いヘビの化石が発見され、その詳細についての報告が、今週掲載される。この化石によって最古のヘビの記録が7000万年さかのぼることになったが、同時に、ヘビの頭部の進化が細長い胴体の進化よりも後のことだったとする従来の学説に疑問が生じている。

 今回、Michael Caldwellたちは、英国、ポルトガル、米国で発見されたヘビの頭蓋骨の化石を用いて1億6700〜1億4300万年前に生息していたヘビの新種(4種)を同定し、最初期のヘビが出現した時期には、有鱗爬虫類の他の主要な分類群の大部分が急速に多様化していたこと、そして、これらのヘビは、ジュラ紀中期に世界各地のさまざまな生息地(沼地、池、河川、沿岸系など)に存在していたことを明らかにした。

 こうした初期のヘビには、現生のヘビと共通の特徴(例えば、内側に湾曲した鋭い歯)が明らかに見てとれるが、全体的な形状、体長、体形は分かっていない。この初期のヘビの頭蓋骨に現生のヘビに似た重要な特徴が見られることで、典型的なヘビの頭部が最初に進化し、その後、細長く、肢のない胴体が進化したことが示唆されているとCaldwellたちは考えている。



参考文献:
Caldwell MW. et al.(2015): The oldest known snakes from the Middle Jurassic-Lower Cretaceous provide insights on snake evolution. Nature Communications, 6, 5996.
http://dx.doi.org/10.1038/ncomms6996

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