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zoom RSS 加齢に伴うショウジョウバエの性的動機付けの低下の回復

<<   作成日時 : 2015/07/09 00:00   >>

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 加齢に伴うショウジョウバエの性的動機付けの低下の回復に関する研究(Kuo et al., 2015)が公表されました。ショウジョウバエからヒトに至る数多くの生物種の雄の性欲は、通常、加齢に伴って減退します。これまでの研究で、性欲と神経伝達物質の一種であるドーパミンとの関連が明らかにされていましたが、性欲がドーパミンによって制御される過程については、解明されていませんでした。この研究は、老齢の雄のショウジョウバエの脳内に存在するニューロンの小集団のドーパミン量を、加齢により減少したレベルから元のレベルに戻すと、求愛行動の頻度も回復することを明らかにしています。ただ、これと同じような機構が他の生物種にも存在するのかどうかは分かっていない、とのことです。以下は『ネイチャー』の日本語サイトからの引用です。


【老化】老齢の雄のショウジョウバエの性的活力を回復させる方法

 ショウジョウバエの加齢に伴う性的動機付けの低下を回復させられるという報告が、今週掲載される。今回の研究では、老齢の雄のショウジョウバエの脳内に存在するニューロンの小さな集団が求愛行動を制御することが明らかになった。

 ショウジョウバエからヒトに至る数多くの生物種の雄の性欲は、通常、加齢に伴って減退する。これまでの研究で、性欲とドーパミン(神経伝達物質の一種)の関連が明らかになったが、性欲がドーパミンによって制御される過程について今回の研究まで解明されていなかった。

 今回、Tsai-feng Fuたちは、老齢の雄のショウジョウバエの脳内に存在するニューロンの小集団のドーパミン量を元のレベルに戻すと、求愛行動の頻度が高まることを報告している。通常の状況下では、このニューロン小集団のドーパミン量も求愛行動の頻度も加齢に伴って減少する。Fuたちは、加齢によるドーパミン量の減少を人工的に回復させると求愛行動も回復することを実証した。これと同じような機構が他の生物種にも存在するのかどうかは分かっていない。今回の研究で得られた知見は、性的動機付けの神経生物学的基盤の解明を進め、今後の性機能障害の治療法研究の可能性を開くものといえる。



参考文献:
Kuo SY. et al.(2015): PPL2ab neurons restore sexual responses in aged Drosophila males through dopamine. Nature Communications, 6, 7490.
http://dx.doi.org/10.1038/ncomms8490

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