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zoom RSS 複雑なカメの進化

<<   作成日時 : 2015/08/07 00:00   >>

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 カメの進化についての研究(Schoch, and Sues., 2015)が公表されました。カメ類のボディープランは爬虫類の中できわだって特異的であり、甲羅(甲)のあるカメ類と一般的なボディープランの爬虫類との中間的な形態の化石が見つかっていないため、カメ類の進化史をめぐって議論が続いています。この研究は、ドイツで発見された2億4000万年前頃の化石の背中に甲がなく、腹側に融合した腹甲もないものの、カメ類のステム系統の特徴と考えられている幅広で断面が、T字型の肋骨や頑丈な腹肋骨からなる胸部構造を有している、と報告しています。また、その頭蓋の形状はカメ類が双弓類の爬虫類だとする説の裏付けとなる、とも指摘されています。カメ類は爬虫類系統樹の中で1本の離れた枝を構成しているのではなく、恐竜や鳥類などの主竜類に近縁だ、というわけです。以下は『ネイチャー』の日本語サイトからの引用です。


古生物学:中期三畳紀のステム群カメ類の1種とカメのボディープランの進化

古生物学:カメの進化の複雑さ

カメ類のボディープランは爬虫類の中で際立って特異であり、また、甲(いわゆる甲羅)のあるカメ類と一般的なボディープランの爬虫類の中間的な形態の化石が見つかっていないため、カメ類の進化史をめぐる研究は混迷している。今回R SchochとH Suesは、こうした空白の一部を埋める助けとなりそうな、ドイツで見つかった約2億4000万年前の化石について報告している。この動物は背中に甲がなく、腹側に融合した腹甲もないが、カメ類のステム系統の特徴と考えられている幅広で断面がT字型の肋骨や、頑丈な腹肋骨からなる胸部構造を有している。またその頭蓋の形状は、カメ類が双弓類の爬虫類だとする説の裏付けとなる。つまり、カメ類は爬虫類系統樹の中で1本の離れた枝を構成しているのではなく、恐竜や鳥類などの主竜類に近縁だということになる。



参考文献:
Schoch RR, and Sues HD.(2015): A Middle Triassic stem-turtle and the evolution of the turtle body plan. Nature, 523, 7562, 584–587.
http://dx.doi.org/10.1038/nature14472

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