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zoom RSS 前近代に変化していた生態学的群集の共在構造

<<   作成日時 : 2016/01/14 00:00   >>

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 これは1月14日分の記事として掲載しておきます。生態学的群集の共在構造の変化に人類が影響を与えていたことを示した研究(Lyons et al., 2016)が公表されました。生態学的群集はランダムに構成されているわけではなく、一部の種は偶然による予測値よりも高頻度もしくは低頻度で他の種と共存しています。この研究は、過去3億年の間に存在した80の集合体に含まれる動植物種のペア30万組以上の共存パターンを調べました。その結果、有意に近接または分離している種ペアの相対的比率は3億年にわたって安定していましたが、6000年前頃に急変したことが明らかになりました。6000年前頃には農耕による人口増加が始まっており、前近代においてすでに、人類が陸上動植物群集の共在構造を変化させ始めていた可能性が指摘されています。以下は『ネイチャー』の日本語サイトからの引用です。


古生態学:完新世に生じた動植物群集の集合の変化は人類による影響を示している


古生態学:人類の生態学的痕跡

 生態学的群集はランダムに構成されているわけではなく、一部の種は偶然による予測値よりも高頻度もしくは低頻度で他の種と共存している。K Lyonsたちは今回、過去3億年の間に存在した80の集合体に含まれる動植物種のペア30万組以上の共存パターンを調べた。その結果、有意に近接または分離している種ペアの相対的比率は3億年にわたって安定していたが、約6000年前に急変したことが分かった。6000年前というのは農業および人口増加が始まった頃に当たり、これによって、高度な技術が出現する以前からすでに人類が陸上動植物群集の共在構造を変化させ始めていたことが示唆された。



参考文献:
Lyons SK. et al.(2016): Holocene shifts in the assembly of plant and animal communities implicate human impacts. Nature, 529, 7584, 80–83.
http://dx.doi.org/10.1038/nature16447

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