時代劇に向かない女優

 今週火曜日の夜、『報道ステーション』が普段よりも早く終わったので、NHKのBSハイビジョンにチャンネルを替えたところ、「煙はるかに 世界SL紀行 第5回イタリア サルデニア島~ゴイトといた三日間~」という2001年4月27日に放送された番組が再放送されていました。
http://archives.nhk.or.jp/chronicle/B10002200090104270130220/

 この番組には加藤あい氏が出演していたのですが、加藤氏というと強烈に印象に残っているのが、大河ドラマ『風林火山』の1年前にテレビ朝日で放送された、同じ原作を用いた特別ドラマ『風林火山』で、加藤氏は由布姫を演じていました。加藤氏は、強気な感じの美人という由布姫に、見た目はよく合っていたのですが、演技があまりにもひどく、私は途中で視聴を止めたくらいです。この日は大河ドラマ『功名が辻』の初回も放送され、『功名が辻』と『風林火山』を連続して視聴しました。ところが、『功名が辻』での織田信長役の舘ひろし氏に続いて、ひどい演技を見てしまい、悶絶したことをよく覚えています。加藤氏は、現代劇で見たかぎりでは、若手女優のなかではむしろ上手いほうだと思っていたので、時代劇でこれだけ悲惨な演技になるとは、予想していませんでした。なお、「煙はるかに 世界SL紀行 第5回イタリア サルデニア島~ゴイトといた三日間~」放送当時、加藤氏は18歳だったそうですが、たいへん大人びて見えたのが印象に残りました。

 大河ドラマ『風林火山』や現在放送中の『江~姫たちの戦国~』を見ると、水川あさみ氏にも現代劇と比較して時代劇に向かないところがあり、『江~姫たちの戦国~』の主役の上野樹里氏も、現時点では現代劇と比較すると見劣りするな、と思います。もっとも、上野氏については、今後成長を見せてくれるのではないか、と期待してはいますが。現代劇ではよいのに時代劇ではさっぱりというのは、個々の女優の資質や相性の問題もあるのかもしれませんが、昔と比較して時代劇が少なくなっており、時代劇の経験を積む機会が減少していることが根本的な要因なのかもしれません。その意味で、これは女優だけではなく、男優の問題でもあるのでしょう。

 演技力というわけではありませんが、時代劇では現代劇と比較して見栄えが悪くなるなあと思ったのは、NHKのBSハイビジョンで再放送中の『篤姫』に出演した堀北真希氏で、今週水曜日にNHKの朝のニュースで、主演映画についてのインタビューが放送されたのを偶然見たのですが、『篤姫』の和宮役よりもずっと見栄えがよく、時代劇には合わないのかな、と思ったものです。もっとも、公家風のメイク・衣装だと、それに合う若手女優のほうが少ないかもしれませんから、堀北氏が時代劇に合わないと考えるのは、早まった判断かもしれません。

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この記事へのコメント

みら
2011年01月28日 19:50
こんばんわ

堀北真希ちゃんは、お公家さんメイクはとってもよく似合ってましたよね。
最近はすっかり大人の女性らしく綺麗になってきましたが、もともと美人じゃないから、今が彼女の美しさ人生の中でピークと言えるかもしれません。
加藤あいの由宇姫は私見てないので想像がつきませんけど、顔の造作からいうと時代劇向きじゃなさそうですね。

昔の女優さんだと、現代劇派と時代劇派は確実に分かれていたもんですけど、今は皆さん何の役でもやりますよね。

最近の女優さんは、すごーく綺麗だと思う人は残念ながらいませんが、これは個性的で好きだなと思う人は黒木メイサさんかなー。

役所宏司とのCM見てると綺麗だなーと思います。劉さんはタイプじゃないでしょうね(笑)
2011年01月28日 23:47
黒木メイサ氏の出演作は見たことがないので、現時点ではこれといって印象は持っていません。

CMを見たかぎりでは、確かにあまり私の好みではありません。

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