王道的な作りの『おひさま』

 先週から、朝の連続テレビ小説の84作目である『おひさま』が放送されています。『おひさま』は朝の連続テレビ小説放送50周年の記念的作品として位置づけられているそうですが、そのためもあってなのか、第1週を見たかぎりでは、話は奇を衒ったところのない堅実なものになりそうですし、主演には、朝の連続テレビ小説でよくある新人ではなく、すでに実績・知名度のある女優が起用されています。高視聴率をとれるか否か、まだ分かりませんが、大崩れすることはなさそうです。ただ、語りにはどうも違和感があるというか、耳障りなところがあります。同じ語り手による23年前の大河ドラマ『武田信玄』の時はさほど気にならなかったのですが。とはいえ、数話視聴して語りがあまりにも耳障りなのに耐えられなくて挫折した大河ドラマ『徳川慶喜』と比較すると、耐えられる水準ではあります。

 堅実な構成の話は、陳腐なものと受け取られることもあるのですが、朝の連続テレビ小説と並ぶNHKにとっての重要なコンテンツである大河ドラマのほうは、50作目の記念的作品と位置づけられている今年の『江~姫たちの戦国~』が悲惨な出来になっているだけに、『おひさま』のような王道的な構成に安心するところがあります。『おひさま』の見所の一つは、美しい自然を舞台とした見事な映像で、鮮やかではあるものの、落ち着いた感じの映像が作風に合っているのではないか、と思います。すでに放送は2週目に入っていますが、相変わらず面白く、今後の放送も楽しみです。

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