Intel、三次元トランジスタ技術の量産を年内に開始

 米国のIntelが、現地時間で4日、世界初の三次元トランジスタ“Tri-Gate(トライゲート)”を開発し、今年末に生産を開始する、と発表しました。これは50年以上前にシリコントランジスターが発明されて以来の画期的な技術革新である、とも報道されています。Intelは2002年に三次元トランジスタの開発を発表しており、10年近く経過して量産化されることになりました。この三次元トランジスタは、IntelのPC向けCPUの最新アーキテクチャーである“Sandy Bridge”のシュリンク版となる、22nmプロセスの“Ivy Bridge”で採用されることになります。

 三次元トランジスタ技術の採用は、電流を従来の上側だけでなく両側面から制御することによって、より電圧が低く、電流を漏れにくくし、性能の向上や省電力化を可能にしている、とのことです。今後、Intelは15nmプロセス、さらには11nmプロセスのCPUの開発を進めているようですが、そのさいに三次元トランジスタ技術は不可欠となるのでしょう。今年はIntel から新アーキテクチャーの“Sandy Bridge”が発売され、来年初めに“Ivy Bridge”の発売が予定されていますが、AMDからも今年中盤に新アーキテクチャーの“Bulldozer”が発売される予定で、PC向けCPU業界はなかなか盛り上がることになりそうです。

 “Bulldozer”の性能については、すでに情報が漏れ始めていますが、信憑性には確証が持てない段階で、はっきりとしたことが判明するのはもう少し先になりそうです。IntelのCPUの価格を抑えるという意味でも、開発を促すという意味でも、“Bulldozer”の性能は重要になってくるので、期待してはいるのですが、近年のAMDの成果から考えると、正直なところ厳しいのかな、とも思います。私はかつてAMDのCPUを6年以上使用していたことがあり、今でもAMDには好感を抱いているので、PC向けCPUの最高性能をIntel と再び争うくらいまでAMDが巻き返すことを願ってはいるのですが。

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