『あまちゃん』第16週「おらのママに歴史あり2」

 まだ日付は変わっていないのですが、7月21日分の記事として掲載しておきます。第16週は、アキとユイの和解に、若き日の春子・太巻・鈴鹿ひろ美の因縁が描かれ、たいへん見応えがありました。北三陸編があまりにも面白かったので、東京編では失速するのではないか、と不安に思っていましたし、東京編は現代アイドル事情を元ネタにした話になりそうなので、私も含めてそうした事情に疎いだろう多くの視聴者がついていけないのではないか、と懸念もしていたのですが、それらは杞憂のようで、今のところ東京編もたいへん楽しく視聴を続けています。

 春子・太巻・ひろ美の因縁はかなり明かされましたが、アキが春子の娘だと知った時の太巻の尋常ではない動揺を考えると、まだ秘密が隠されているのではないか、と思います。春子は、後に太巻が本気で自分を売り込んでくれていたことを知ったということもあるのか、太巻を深く恨んでいる様子もなく、貸しがあるので太巻は娘のアキに悪いようにはしないだろう、と考えているようです。一方太巻は、春子にひろ美の影武者をやらせて、春子をデビューしにくい状況に追い込んでしまったということで、負い目があるのでしょうし、影武者を使ったという過去の「悪行」が暴露されるのを恐れている、ということもあるのでしょう。ただ、それだけで太巻が尋常ではないくらい動揺して、アキを潰そうとするものだろうか、との疑問も残ります。春子と太巻が喧嘩別れした場面からは、太巻が春子に本気で期待していたことが窺えます。その春子に裏切られた、という恨みのような感情が太巻にあるのかもしれませんが、それだけではなく、春子も気づいていない決定的な秘密がまだあるようにも思います。

 第16週は、春子と正宗との出会いも描かれ、春子が帰省しようとして正宗の運転するタクシーに乗る前に、春子と太巻が正宗のタクシーに乗っていた、という因縁も描かれました。2日前の記事でも述べましたが、
http://sicambre.at.webry.info/201307/article_19.html
これにより以前の描写の疑問点で解消されたものもあり、なかなか上手い構成だったように思います。第16週の後半は、実質的には若き日の春子が主役でした。このブログでも度々述べてきたのですが、若き日の春子役の有村架純さんの演技・美しさ・可愛さは素晴らしく、今後の活躍が楽しみです。主演の能年玲奈さんもそうなのですが、この作品でたいへん魅力的な若手女優を知ることができて、作品としての面白さの他にも得るものがあったので、その点でも満足しています。

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