大河ドラマ『軍師官兵衛』第20回「囚われの軍師」

 まだ日付は変わっていないのですが、5月19日分の記事として掲載しておきます。官兵衛は村重により有岡城に幽閉されます。官兵衛の消息は外部には伝わっていないため、黒田家中は動揺します。村重は政職に官兵衛を殺したと伝え、政職は職隆にそのことを伝えます。職隆は、官兵衛がまだ生きている可能性も考えるとともに、いざとなれば松寿丸を優先して官兵衛を見捨てる決意をします。官兵衛の安否が定かではなく、死亡したとの情報が流れるなか、黒田家中はますます動揺します。元々小寺家から黒田家に預けられていた家臣のなかには小寺家に戻る者もおり、又兵衛も一族の長たる伯父にしたがい黒田家を去ります。

 信長はキリシタンの高山右近にたいして、帰順しなければキリシタンを皆殺しにすると脅迫し、村重陣営の切り崩しを図ります。右近はキリシタンの命と村重への恩義との間で悩んだ末、城主の地位を捨て、一キリシタンとして生きていく決意をします。信長の陣に参上した右近は、許されないなら成敗されてもかまわない、と言いますが、信長は右近に死ぬことも城主の地位を捨てることも許さず、キリシタンのために信長配下で改めて忠勤に励むよう命じ、右近も信長に従います。中川清秀も右近に続いて織田方に寝返り、清秀から官兵衛はまだ生きていることが語られます。

 幽閉された官兵衛は村重の妻の「だし」の手引きにより脱出を試みますが、村重に見つかってしまい、さらにひどい条件下で幽閉されてしまいます。苦境にある官兵衛がキリシタンの祈りを聞く、というところで今回は終了です。今回は中盤の山場らしく話を盛り上げてきており、なかなか面白くなっていました。「だし」の初登場の回から、村重が最終的に「だし」を見捨てることがどう描かれるのか、気になっていたのですが、「だし」が官兵衛に肩入れしていくことが、村重にとっては裏切りに思えたという展開になっており、これはなかなか上手い創作だと思います。「だし」は、村重に見捨てられたことも仕方ないと思って村重を恨まず、覚悟を決めて刑場に赴いた、という話になるのかもしれません。

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この記事へのコメント

ひろし
2014年05月20日 14:51
遂に、官兵衛のの幽閉生活がありました。
メイクに凄い気合が入ってました。悲劇的な所に、リアリティーがあります。
正直、観てて辛かったです。
牢のセット(特に土牢)も良く出来てました。
前回同様、どんどん面白くなってきました。
あとどれくらい、幽閉生活を描くのか、気になります。
考えてみれば、大河の主役で幽閉を描くのは、久しぶりです(と言うか、初めて?)。
中盤でこんなに面白くなるとは、序盤では考えられませんでした。


2014年05月20日 21:47
結構盛り上がってきましたね。なかなかよいのではないか、と思います。

大河ドラマの主人公で幽閉というと、『風林火山』の山本勘介が思い浮かびますね。幽閉場面自体は短かったと記憶していますが。

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