最近の競馬の結果やドラマの話題など

 色々とこの記事にまとめておきます。ジャパンカップを勝ったのはエピファネイアで、良馬場ではジャパンカップ史上最大着差となる4馬身差をつけました。エピファネイアの主戦は福永騎手で、前走の天皇賞(秋)でも騎乗して6着だったのですが、ジャパンカップではもう1頭の主戦のジャスタウェイに騎乗して4馬身差の2着に敗れました。福永騎手を批判・揶揄・嘲笑する人は少なくないかもしれませんし、じっさいエピファネイアに騎乗したスミヨン騎手とは技量面で大きな差があるのでしょうが、ジャパンカップでの福永騎手の騎乗には大きな問題はなかったと思います。ただ、福永騎手がこれまでエピファネイアをしっかり乗りこなしていたのかというと、批判があっても仕方のないところかな、とは思いますが。

 福永騎手のジャスタウェイでのここ2戦の騎乗は、上述したようにジャパンカップではとくに問題はなく、凱旋門賞では上手いとは言えなくても、他の2人の日本人騎手と比較すると、考えて工夫していたな、と思います。凱旋門賞での福永騎手以外の日本人騎手の騎乗は酷いもので、凱旋門賞であれだけ大外を回って直線に入るとは、馬に無理をさせず負担をかけない騎乗と言えば格好よく聞こえますが、率直に言って無為無策の駄騎乗だと思います。その点福永騎手は、懸念した通り前がなかなか開かなかったとはいえ、しっかりと内を走らせて、勝たせようとしていたと思います。

 エピファネイアはジャパンカップで強さを示しましたが、相変わらず行きたがっていましたので、今後も勝ち続けられるかというと、疑問が残ります。ジャパンカップ3連覇を狙ったジェンティルドンナは4着でした。やや力のいる馬場になり、過去2回のジャパンカップのように上がり勝負にならなかったこともあるのでしょうが、3歳時はもちろんのこと、4歳時と比較しても衰えているのだと思います。ジェンティルドンナは過去2年回避してきた有馬記念に出走して引退のようですが、右回りは3歳時に同世代の牝馬相手に苦戦していたくらいで、古馬になってからは全敗ですし、ある程度以上力のいる馬場になりそうなので、掲示板確保も苦しそうです。このまま引退でよいと思うのですが。


 今月4日、ミホシンザンが病気のため32歳で死亡した、と報道されました。父のシンザンも長寿を全うした馬で、父を超えてもらいたい、と願っていたのですが、かなわず残念です。ミホシンザンは私にとってたいへん思い出深い馬で、皐月賞での強さが印象に残っています。シンザンとの親子二代の三冠達成を期待しましたが、残念ながら故障により日本ダービーには出走できませんでした。それでも秋に復帰して菊花賞を勝ち、当時嫌っていたシンボリルドルフを負かしてくれるのではないか、と期待したものですが、有馬記念ではシンボリルドルフに完敗し、何とも悔しかったものです。私が中学1年生の頃のことで、それから30年近く経過し、自分も年を取ったものだなあ、と改めて思ったものです。

 ミホシンザンはその後再び故障し、復帰後はそれなりに能力を発揮するものの、なかなか勝ちきれませんでした。5歳(当時の表記では6歳)になって展開にも恵まれて初戦のアメリカジョッキークラブカップで久々に勝つと、日経賞もダイナガリバーなどを相手に圧勝し、天皇賞(春)も楽勝してくれそうだな、と期待していたのですが、勝ちはしたものの、予想外の接戦となりました。この時、鼻差2位入線のニシノライデンが失格となったのですが、その後、本当はニシノライデンが先着していたものの、天皇賞で1位入線馬を失格とするわけにはいかないので、ニシノライデンを2位入線としたうえで失格にした、などと一部で言われていたようです。まあ、そんなことはないと思いますが。

 ミホシンザンの出走した全レースに騎乗したのが柴田政人騎手(現在は調教師)でした。柴田政人騎手は名手として知られていましたが、調教師に転身してからは現在まで重賞勝ちがなく、若い競馬ファンの中にはよく知らない人もいるのかもしれません。ミホシンザンが皐月賞を勝った後の評価で、柴田政人騎手に言及しているものがあり、興味深いので引用します。以下、山野浩一『【競馬】全日本フリーハンデ1983-1988』(リトルモア、1997年)からの引用です(P384)。引用文の「この馬」とはミホシンザンのことです。

柴田政人騎手はこの馬とスクラムダイナに乗ってきたが、スプリングSでどちらかを選ばなければならなくなり、未知数だったこの馬に乗ることを決めた。そしてファンタストに次ぐ二度目の皐月賞制覇を実現した。柴田騎手は珍しいほど何もかもそろったジョッキーだ。運動神経、頭脳プレー、度胸、熱意、野心、技術、競馬観─そして人格。おかしなもので、こうして何もかもそろっていることが柴田騎手を意外に地味な存在に追いやっており、天才とも、名人とも、花形ともいわれることはない。スタンドプレーはしないし、勝つために最も確実な方法をとり、フェアプレーに徹する。まあ、できすぎた不幸というべきかもしれない。だが、欧米では名ジョッキーというものが、この人のように何もかもそろっていなければ絶対に通用しない。逆にいえば、欧米でたとえ二流ジョッキーとしてでもプロ騎手としてやっていけるとすれば、柴田政人氏ぐらいではないかと私は思う。


 近年では民放の地上波のドラマを視聴する回数が激減したのですが、先日テレビ朝日で放送されたドラマスペシャル『霧の旗』を視聴しました。原作は何度も映像化されているそうですが、視聴した記憶がないので、その意味では新鮮でした。ただ、かなり無理のある話で、正直なところさほど面白くなく、一応録画したものの、保存せずに消去しました。原作は半世紀以上前の日本社会を舞台にしているようですが、ドラマでは現代日本社会を舞台としているので、その点で無理が生じたようです。

 主人公はネットで検索できるくらいなのに、事前に連絡も入れずわざわざ北九州から東京まで突然やって来て弁護士に弟の弁護を依頼していますし、弟が有罪判決を受けて獄中死するまでは手をこまねいているだけといった感があるのに、弟の死後は、上京してホステスになり、弁護士を手玉にとって見事に復讐を成し遂げます。弟の死で覚醒したということなのかもしれませんが、上京してからは頭の回転も速く勇気も行動力もあるのに、北九州時代にはその片鱗が見られないように思えるのが、どうも釈然としません。

 しかも、上京後の周囲の人物の発言からすると、主人公は容貌も優れているという設定のようです(ここは演者の見た目通り)。主人公は弟の世話のため人付き合いが悪いところはあるにしても、穏やかな性格のようですから、これで弟と職場以外との人間関係がほとんどなく、弟が獄中死するまで有効な手を打てなかったというのは、どうも納得がいきません。まあ、原作だと印象が違うのかもしれませんが。主演が堀北真希氏でなければ、途中で視聴を止めたかもしれないところです。堀北氏は、なかなか役に合っていてよかったと思います。朝の連続テレビ小説『梅ちゃん先生』もほとんど堀北氏の魅力で成立していたようなもので、堀北氏が主演でなければ、途中で挫折していたことでしょう。

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