『天下統一 ADVANCE』覚書

 昨年(2016年)、確か10年以上前にダウンロードしていた『天下統一 ADVANCE』の体験版を久々にやったら面白かったので、今年になって製品版を購入しました。まだ武田・織田・今川・大友で統一したくらいですが、体験版でのプレイも含めて、覚書を残しておきます。『天下統一』シリーズには愛好者が多く(とはいっても、その多くは2PLUSまでなのでしょうが)、新たな攻略法を提示できるわけではないのですが、数年後にまたプレイするための覚書として気づいたことを記録しておきます。


一般論

●大名の勢力が一国に閉じ込められているPC-98DOS版とは異なり、初期から複数の国に勢力を有する大名も少なくありません。

●武将能力は全体的にかなり下げられているように思います。たとえば、確かPC-98DOS版では斎藤道三の能力(以下、軍事・内政の順)は15・15だったと記憶していますが、本作では11・7となっています。上杉謙信の内政能力も8から6に低下しています。

●俸禄により率いる最大兵数に違いがあるわけではないので、武将数の少ない序盤を乗り切りある程度勢力を拡大すれば、大名の軍事能力は重要ではありません。大名に要求されるのは、CPと直結する内政能力です。

●行軍費用はPC-98DOS版と比較して高くなっているように思います。それとも関連して、財政事情はかなり厳しくなっています。また、勢力を拡大してある程度以上残金がある場合、朝廷からの使者にたいする強制的な献金(恐喝)イベントが発生するので、その点でも財政事情は厳しくなります。1000万石を超えたあたりから楽になるとは思いますが。

●忠誠心が低く能力の低い武将は、武将のいない敵城に突撃させて討ち死にさせると、出費の節約になります。

●足利義昭を迎え入れるイベントでは残金の半分が没収されますが、威信が3上昇し、明智光秀と細川藤孝が家臣となるので、受け入れて損ではないと思います。ただ、足利義昭の忠誠度と能力は低く、俸禄は200ときょくたんに高いので、武将のいない敵城に突撃させて討ち死にさせるとよいでしょう。これに関しては、足利義昭を討ち死にさせたり敵勢力に登用されたりすると、威信が5低下する、というくらいの不利益が設定されていてもよかったように思いますが・・・。

●編成係数は大名ごとに設定されているので、今川のように初期の編成係数が低い大名は、鉄砲を多めに装備して野戦に対処し、雨ならば素直に撤退するのがよいでしょう。野戦で負けると編成係数は低下するので、攻め込まれて勝てそうになく、城の防御度も低ければ、撤退するのが無難です。

●コンピュータ側は兵力を均等に割り振りますが、野戦では1部隊が編成係数0になると敗走なので、中盤近くまでは軍事能力の高い武将に兵力を集中する方がよいと思います。

●統一のためには同盟が必要ですが、どこかで破棄する決断をしなければいけません。ただ、同盟の破棄は威信と家臣の忠誠心の低下を招くのでお勧めではありません。しかし、自分も同盟相手の大名も若くて死にそうではなく、もう勢力拡大の余地がないという場合は、仕方がないでしょう。


個別攻略

●北条
 大名の内政能力が高く、後継者の内政能力も高めなので、難易度は低いと思います。山内上杉の城の防御度は最初の年(1551年)の秋に大きく低下するので、初年の春と夏は内政と募兵に努めるとよいでしょう。同盟相手の武田と今川、さらには上杉への対処が鍵なりますが、まずは武蔵と上野を制圧し、越後方面へと進出することで、武田の東方への拡大を防ぐのがよいでしょうか。

●武田
 大名の内政能力が高く、家臣団も優秀なので、諸大名中で難易度は最低かもしれません。ただ、後継者の内政能力は低いので、信玄の時代で大勢を決しておきたいところです。南信濃を制圧した後は、北信濃には向かわず、小諸城を強化して村上に備えつつ、上野、さらには越後に進出して、上杉が強大化する前に滅ぼすとよいでしょう。

●上杉
 編成係数がおそらく初期設定では島津に次ぐ高さで、大名の軍事能力が最高値なので序盤は進めやすいかもしれません。しかし、大名の内政能力が低いので、中盤以降は他の有力大名よりも慎重な行動計画が要求されます。越後を制圧した後は、山内上杉との同盟が続いていれば東北へ、そうでなければ上野へと進出するのがよいでしょう。

●今川
 編成係数が初期設定では(おそらく)最低クラスで、軍事能力が二桁の武将もいませんから、有力大名のなかでは勢力拡大にかなり苦労する方でしょう。大名の内政能力は12と高めなので、内政と鉄砲の装備を進めていき、勢力を拡大するとよいでしょう。同盟相手の武田と北条は、当主が討ち死にすることも珍しくないので、同盟が解消されることも念頭に置きつつ、状況をよく見極めて勢力拡大の方向を決定していかねばなりません。後継者の内政能力は低めなので、義元の代で大勢を決しておきたいところです。

●織田
 大名の内政能力が高く、家臣団も優秀なのですが(インフレ気味に思えますが、史実での勢力拡大を考えると、あるいは妥当な評価かもしれません)、編成係数が低めなのが欠点です。同盟相手の斎藤は当主が早期に死亡するので、美濃への進出はさほど問題ないでしょう。今川に対しては、刈谷城を強化して防ぎ、その間に領土を拡大するとよいと思います。尾張・美濃・伊勢・越前という国力の高い地域を制圧した後は、状況により東方か西方のどちらかの制圧を優先するとよいでしょう。

●大友
 大名の内政能力は9で、それなりに恵まれています。しかし、競合相手となるだろう島津や龍造寺と比較すると編成係数は低く、軍事能力が二桁の武将は立花道雪(戸次鑑連)だけなので、鉄砲の装備を優先するとよいでしょう。陶や毛利が同盟を申し込んできたら受け入れて、まずは九州を制圧するのがよいと思います。攻略順は、筑後→肥前→筑前→肥後がよいでしょう。奈多鑑基は能力と忠誠心が低く俸禄が高いので、臼杵城に移動させ、伊予の板島城に突撃させて討ち死にさせるとよいでしょう。

●龍造寺
 初期で軍事能力が二桁なのは当主の10だけで、肥前制圧も苦戦するかもしれません。肥前を制圧した後は、大友の動向次第ではありますが、筑前→肥後と進出し、大友に対抗できるだけの国力を早期に整えねばなりません。

●島津
 編成係数は初期設定ではおそらく最高で、大名一族も優秀です。ただ、初期の国力が低いので、とにかく勢力を急速に拡大し、早めに九州を統一しなければなりません。早めに九州を統一できれば、後は楽だと思います。同盟を締結せずに統一できそうな数少ない(唯一の?)大名家と言えるでしょう。

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