米国大統領選の世論調査の検証

 昨年(2016年)のアメリカ合衆国大統領選(関連記事)では、ほとんどの大手マスコミの予想と異なり、トランプ候補(現大統領)がクリントン候補を破って当選しました。マスコミの予想が外れた原因について、選挙直後から色々と指摘されていましたが、先月(2017年6月)30日付の読売新聞に、その検証報告が掲載されました。その結果、全国規模での予想は過去の大統領選と比較して精度は高かったものの、州単位の予想は誤差が大きかった、と明らかになりました。州単位での選挙人獲得数で当選が決まり、ほとんどの州で勝者総取りとなる制度のため、予想が外れてしまった、というわけです。

 州単位の予想の誤差が大きかった原因としてまず挙げられているのが、投票日直前に投票先を決めた有権者では、トランプ候補への支持がそれ以前の調査よりも高かった、ということです。次に、集計のさいにトランプ候補への投票が多かった低学歴層の回答を過小評価してしまったことが挙げられています。一方、選挙直後によく言われた「隠れトランプ支持者」の存在については、裏づける証拠はなかった、と報告されています。なかなか興味深い報告で、今後もさらなる検証が期待されます。

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