大河ドラマ『西郷どん』第6回「謎の漂流者」

 これは2月13日分の記事として掲載しておきます。主君である島津斉彬に相撲で勝ってしまった西郷吉之助(隆盛)は投獄されます。そこにはジョン万次郎(中浜万次郎)もいましたが、投獄された時点では吉之助はジョン万次郎のことを知りません。しかし、実は斉彬が万次郎の正体を探らせるために吉之助を牢に入れたのでした。漂流民としてアメリカ合衆国で暮らしていた万次郎は、故郷の土佐に帰るために日本に戻ってきたのですが、警戒して英語でしか話そうとしません。吉之助は大久保正助(利通)の助けも得て、万次郎の心を開かせます。

 今回は万次郎をめぐる話となりました。万次郎は斉彬にアメリカ合衆国の様子を伝え、吉之助たちに異国への目を向けさせることになります。ジョン万次郎についてはよく知らないので断定はできませんが、万次郎と吉之助たちとの関わりは創作ではないか、と思います。ただ、創作だとしても、幕末の歴史ドラマとして緊迫する情勢を伝えるような構成になっており、悪くはなかったと考えています。恋愛要素も取り入れられており、普遍的な青春群像劇にもなっていて、娯楽歴史ドラマとして工夫されているのではないか、と思います。まあ、予定調和的というか、陳腐な感もありますが。声の大きな大河ドラマ愛好者は罵倒しそうですが、今のところ、本作は懸念していたよりも面白く、私はそれなりに楽しんで視聴を続けています。

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