大河ドラマ『西郷どん』第7回「背中の母」

 これは2月21日分の記事として掲載しておきます。今回は西郷吉之助(隆盛)の結婚話を軸に、西郷家の事情を中心に話が展開しました。吉之助の結婚相手は須賀で、結婚まではあっさりと進みましたが、後に離婚し、作中ではヒロインという位置づけではなさそうですから、仕方のないところでしょう。須賀は喜怒哀楽に乏しく無口で、能面のようだと言われるほどで、有村俊斎(海江田信義)など吉之助の仲間からの評判は芳しくありません。

 吉之助と須賀の結婚の直前、吉之助の祖父である龍右衛門が亡くなり、母である満佐は結核を患います。さらに、吉之助と須賀の結婚直後、吉之助の父である吉兵衛があっさりと亡くなり、満佐の病状は悪化します。陰気な感じの新妻が西郷家に不幸をもたらしたといった感じで、ついには満佐も亡くなります。この苦境で須賀が覚醒し、吉之助とともに西郷家を盛り立てていく、という流れも王道的で悪くはありませんが、吉之助と須賀との早期の離婚は史実通りに描かれるようなので、なかなかきつい展開です。

 まあそれでも、主人公の吉之助は大らかな人物として描かれるので、陰鬱とまでは言えませんが。今回は歴史ドラマというよりはホームドラマとしての性格が濃厚でしたが、薩摩藩上層の様相も少し描かれ、於一(篤姫、天璋院)が島津斉彬の養女となりました。配役から予想していましたが、幕末編では於一の出番はかなり多そうで、今のところ懸念していたほど演技は悪くありませんが、長い場面ではどうかな、とまだ心配ではあります。

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