大河ドラマ『西郷どん』第8回「不吉な嫁」

 これは2月26日分の記事として掲載しておきます。ペリー艦隊が来航し、時代が大きく動き始めます。薩摩に帰国した島津斉彬は老中首座の阿部正弘より江戸に呼び出されます。斉彬はすぐに江戸に向かうことにし、篤姫(於一)の輿入れの準備を勧めるとともに、西郷吉之助(隆盛)を同行させることにします。吉之助はもちろん、西郷家の者たちも喜びますが、吉之助の新妻である須賀は、江戸行きには30両も必要だと言い、反対します。ここは、いかにも須賀に先見の明というか大局観がないかのような描写でしたが、須賀が現実的な判断をしていることも確かで、物語上では損な役回りを担っているものの、このような人物も必要ではあるでしょう。

 妻に反対され、吉之助は江戸行きを諦めかけ、そのことで大久保正助(利通)と喧嘩になりますが、須賀を除く西郷家一同は大久保家の助力も得て金策に走ります。しかし、須賀は実家に戻ると言います。江戸行きの決意が鈍っていた吉之助ですが、篤姫に殿のためともに働こうと言われて、江戸行きの決意を固めます。西郷家一同も吉之助と喧嘩した正助も吉之助のために金策に走り、何とか江戸行きのための金を工面できます。吉之助は皆の自分への想いに感激し、江戸行きを改めて決意します。

 そこへ須賀が父と共に訪ねてきて、離縁を切り出します。吉之助は、須賀が自分の志の邪魔にならないよう離縁を切り出した、と理解していました。須賀が西郷家を去ることは確定していたとはいえ、わずか2回の退場とは驚きました。吉之助も須賀も立てるような話になっていて、陳腐と言えるかもしれませんが、安定感はあります。次回からは、いよいよ吉之助が歴史の「本流」に絡んできそうで、ここからの展開が本作の評価を決めることになるでしょう。

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