再来年(2020年)の大河ドラマの予想

 これは4月2日分の記事として掲載しておきます。そろそろ再来年(2020年)の大河ドラマが発表されそうなので、予想してみます。まず大前提として、2年連続で時代が重なることはあまりなく、多少重なったとしても舞台となる地域は異なる場合がほとんどのようだ、ということが挙げられます。来年は近現代史ものとなる『いだてん~東京オリムピック噺~』なので、舞台となる時代として近現代史ものの可能性は除外してよいと思います(1980年代には3年連続で近現代史ものということもありましたが)。

 次に、今年が幕末~近代史最初期ものとなる『西郷どん』で、幕末ものの大河ドラマは今年がそうであるように、視聴率では苦戦傾向にあるので、幕末ものの可能性も除外してよいと思います。まあ、近年の大河ドラマは視聴率でずっと苦戦していますが。そんな中でも視聴率が高い傾向にあるのは戦国時代もの、それも織田信長・豊臣秀吉・徳川家康が登場する作品だと思うので、今年と来年が戦国時代ものではないことからも、再来年は戦国時代ものである可能性がきわめて高いと思います。

 21世紀になってからの大河ドラマでは、男女が交互に主役となる傾向にあり、今年と来年は男性主人公ですから、再来年は女性主人公である可能性が高いと思います。ただ、近現代史ものや幕末ものではないだろう、というほどの確信はなく、男性主人公であっても不思議ではないと思います。まず思いつくのが、以前にも有力な主人公候補だったと言われている細川ガラシャです。知名度もわりと高く、父の謀反や悲劇的な最期など物語として盛り上がる要素もあり、何よりも、信長・秀吉・家康の3人を重要人物として登場させることができます。

 次に、知名度は細川ガラシャよりずっと低そうですが、鍋島直茂の妻(陽泰院)は、NHK好みの夫婦愛を描けそうということで、有力候補の一人として検討されているのではないか、と思います。知名度の低さは、山本八重や井伊直虎が主人公となっているわけですから、さほど問題にはならないでしょう。これまで、佐賀が大河ドラマの主要な舞台となったことはないので、その点でもあり得そうかな、と思います。陽泰院を主人公とした場合、信長を重要人物として描くのは難しいかもしれませんが、秀吉と家康は重要人物として登場するでしょうから、この点も現在のNHKにとって好材料と言えるでしょう。

 2020年には、個人的にはたいへん不愉快なことですが、東京でオリンピックが開催されるので、東京が主要な舞台である可能性も考えられます。来年が東京オリンピックそのものを題材としているので、2年連続で東京を主要な舞台とする可能性は低いかな、とも思うのですが、日本での夏季オリンピックの開催は56年振りとなりますし、マスメディアは必死に盛り上げようとするのではないか、と思います。その意味で、江戸時代ものはあり得るかな、と思います。

 江戸時代もの大河ドラマの定番だった忠臣蔵は、現在では以前よりも人気が低下しているように思われるので、可能性は低いかな、とも思います。しかし、大河ドラマの主要な視聴者層である高齢者の受けはよいでしょうし、2020年の時点では20年以上大河ドラマで忠臣蔵ものをやっていないことになるので、若い視聴者にとってはかえって新鮮とも考えられますから、あり得るとは思います。忠臣蔵を題材とする場合は、主人公は大石内蔵助ではなく、その妻の「りく」か瑤泉院になるかもしれません。

 江戸時代であれば、田沼時代から化政文化まで描けるということで、松平定信ならあり得るかな、と思います。定信ならば、田沼意次との因縁も描けますし、町人文化の視点を打ち出して東洲斎写楽など著名な文化人も登場させれば、なかなか華やかになるのではないか、と思います。大河ドラマの空白期(関連記事)を埋められるという点でも、近いうちにこの時代が取り上げられる可能性は低くないと思います。この時期を取り上げた時代劇は珍しくないので、衣装・小道具・セットの使いまわしや考証の点で、他の大河ドラマの空白期間よりも有利だと思います。これまでの大河ドラマの主人公はほとんどが武士かその妻だったので、新たな視点ということで、蔦屋重三郎を主人公としても面白いかもしれません。

 以上、まとめると、再来年(2020年)の大河ドラマの主人公(題材)の予想は以下のようになります。
◎最有力・・・細川ガラシャ
○有力・・・・・鍋島直茂の妻(陽泰院)
▲穴狙い・・・大石内蔵助の妻もしくは瑤泉院(忠臣蔵)、松平定信、蔦屋重三郎

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