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zoom RSS 日本人が好きな偉人100人

<<   作成日時 : 2018/10/08 08:37   >>

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 2006〜2007年に4回にわたって、「超大型歴史アカデミー史上初!1億3000万人が選ぶニッポン人が好きな偉人ベスト100」という番組が日本テレビ系列で放送されたそうです。やや古い年代の調査なので、現在ではかなり順位が変わっていると思われますが、興味深いので取り上げます。当ブログではウィキペディアの記事を典拠とすることはできるだけ避けているのですが、このような芸能関係のテレビ番組のランキング記事に関しては信頼性が高いと思いますので、以下、ウィキペディアの記事を参照して雑感を述べていきます。

 織田信長と坂本龍馬の人気・評価が高いのは、10年以上経過した現在(2018年10月)でも変わらないと思います。豊臣秀吉の人気は第二次世界大戦後に低下したように思われるのですが(関連記事)、この企画では、第1弾で4位、第2弾で7位と、なかなか健闘しているように思います。ただ、2007年以降の大河ドラマで描かれた秀吉は、いずれも情けなさや暗黒面が強調されていたように思われるので、現在同様の調査を実施したら、秀吉の人気・評価はもっと低いかもしれません。

 注目されるのは、4回にわたって100人ずつ選ばれているのに、第2弾は女性のみが対象なので除外するとしても、足利将軍が1人も選ばれていないことです。まあ、鎌倉幕府の将軍も得宗も選ばれていませんし、260年以上続いた江戸幕府の将軍でも選ばれたのは徳川家康・吉宗の2人だけですが、室町幕府も一応は250年近く続き、将軍の人数では江戸幕府と同じです。このような企画で足利将軍から選ばれるとすれば初代の尊氏と第3代の義満でしょうが、第1弾と第4弾では、尊氏と義満よりもずっと知名度の低そうな杉田玄白・東郷平八郎・杉原千畝・平賀源内・天草四郎などが選ばれていますから、足利将軍は本当に人気が低いのだな、と痛感します。

 その他には、藤原氏からも1人も選出されていないのが注目されます。藤原氏で知名度の高そうな人物といえば道長と鎌足でしょうが、藤原氏自体が、陰謀により他氏を追い落とし、和歌と宴会に明け暮れ政治を疎かにして武士に実権を奪われてしまった、というような通俗的悪印象のため人気が低いのでしょうか。天皇の選出が、第2弾の美女編の持統天皇だけなのも注目されます。これは、製作者側が結果を意図的に操作したというより、天皇は歴史上ほとんど実権を有しておらず、現代の象徴的存在に近かった、という多くの日本人の通俗的な歴史認識が要因かもしれません。天皇は歴史上の偉人として選出するのに相応しくないとの意識があったのではないか、というわけです。

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