大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』第3回「冒険世界」

 海軍兵学校の試験に落ちた金栗四三は進路に悩んでいましたが、1910年、試験に合格して東京師範学校に進学することになります。近代前期の地方の若者の立身物語としては、なかなか面白くなっています。全体的になかなか軽いこともあり、大河ドラマらしくないとして嫌う大河ドラマ愛好者は少なくないかもしれませんが、地方の優秀な学生の視点からの近代の歴史ドラマとしては悪くないと思います。東京に舞台が移ってロケの場面が減ると懸念していたのですが、今回は金栗の帰省が描かれ、ロケを多用した美しい映像が見られたのは何よりでした。金栗家の話は、器の大きい兄の存在もあり、面白くなっています。

 今回も冒頭で東京オリンピックの近づいた1960年の古今亭志ん生一門の様子が描かれました。正直なところ、1960年の古今亭志ん生の場面が浮いているというか、主人公である金栗四三の物語と上手く接続していないように思います。まあ、クドカン作品だけに、今後上手くつながってくるのではないか、と期待しているのですが、やや不安ではあります。ただ、明治時代の古今亭志ん生(美濃部孝蔵)と金栗四三とが、浅草を舞台につながってきそうな予感もあるので、まだ失望するのは時期尚早かな、とは思います。これまでのところ連続ドラマとして全体的には楽しめているので、最終回まで視聴を続けられそうです。

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