大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』第4回「小便小僧」

 東京高等師範学校の長距離競争大会で、金栗四三は用を足していたため出遅れながらも3位に入りました。嘉納治五郎に声をかけられ、ますます長距離走に熱中する四三ですが、そのことを家族に伝えると、母と兄から叱責されます。しかし四三は陸上競技に熱中し、徒歩部(陸上部)に入ります。今回も1960年の古今亭志ん生(美濃部孝蔵)とその周囲の様子がたびたび挿入されましたが、古今亭志ん生に弟子入りした五りんの母親が、四三が世話になった足袋屋でかつて働いていたことなど、じょじょにつながりが見え始めたので、1960年前後の古今亭志ん生の場面には深い意味があるのかもしれません。これが明かされていくことも、本作の楽しみの一つとなりそうです。

 今回は、初回の最後に描かれた、オリンピックのマラソンの国内予選大会の開催発表と競技場建設までが描かれました。今回も、ヨーロッパが模範だった近代前期日本を背景に、さまざまな立場の人々の思惑がなかなか上手く構成されていたように思います。大河ドラマ愛好者には不評かもしれませんが、近代前期の群像劇としてなかなか面白くなっていると思います。東京オリンピックへと集約されていく方向性はどうも受け入れられませんが、オリンピックを単なる舞台装置として、近代前期の歴史ドラマとして楽しんでいけそうです。

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