次の元号は令和

 次の元号は令和と発表されました。出典は『万葉集』巻五とのことで、私の所有している岩波文庫版第91刷『新訂 新訓万葉集』上巻(岩波書店、1997年)でも典拠を確認しました(P217)。次の元号への想いは、各省庁のシステムが西暦で統一されるという報道(関連記事)と、公表時期をめぐる報道(関連記事)を当ブログで取り上げたさいに言及したので、ここでは詳しく繰り返しません。私の願いは、次の改元を機に、実生活での使用では、元号が衰退し、西暦(グレゴリオ暦)が定着していってほしい、ということです。まあ、上記のブログ記事でも述べたように、西暦の使用もたいへん不愉快ではあるのですが。

 これまでの元号の典拠が基本的に「中国」の古典だったのにたいして、次の元号である令和の典拠は「国内」の古典である『万葉集』です。元号の典拠は、「中国」の古典ではなく「国内」の古典にしたい、との安倍晋三首相の意向が以前より報道されていたので、『万葉集』が典拠となったことにはとくに驚きませんでした。まあ、典拠とされたこの『万葉集』の箇所も、典拠は「中国」の古典にあるのかもしれず、漢学に通じている識者の見解を伺いたいところです。正直なところ、次の元号をめぐって報道機関は騒ぎすぎではないか、と思うのですが、「意識の低い愚民」で「ネトウヨ」の一人との自覚がある私には、騒いでいる人々を嘲笑する気にはとてもなれません。

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