大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』第17回「いつも2人で」

 1915年6月、第一次世界大戦(もちろん、当時はそう呼ばれていなかったわけで、作中でも嘉納治五郎は欧州戦争と呼んでいます)の長期化により、翌年にベルリンで開催予定だった夏季オリンピック大会は中止と決定され、前回大会でマラソンに出場して棄権した雪辱を果たそうとした金栗四三は落ち込み、無気力状態に陥ります。下宿先の播磨屋の部屋に引き籠る四三を、仲間が励ましに行きます。そんな四三を妻のスヤが訪ね、落ち込む四三を励まします。スヤの発言に手がかりを得た四三は後継者を育てようと決意し、教師となります。四三は、後の駅伝競走となる、団体の長距離戦を構想していました。四三は神奈川で教師となり、嘉納治五郎とともに構想の実現化に動き、京都から上野までの駅伝が開催され、四三がアンカーを務め、駅伝は大きな評判を呼びます。

 今回は、夏季オリンピック大会の中止に絶望した四三が立ち直り、駅伝という新たな目標を見つけて動き出し、大成功を収めるところまで描かれました。スヤの妊娠もあり、明るい感じで終わりました。主人公の挫折と復活という王道的な物語ですが、これまでの人間関係の積み重ねを活かした話になっており、よかったと思います。女性のスポーツへの参加という、今後の展開への伏線もしっかりと張られており、やはり構成は上手くできていると思います。まあ、今更視聴率が大きく上がるとも思えませんが、最終回まで外野の声に惑わされず、この作風を維持してもらいたいものです。

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