数年後に中国人がノーベル賞取りまくるのはほぼ確実なんだよ

 表題の発言がTwitterで話題になっているようです。全文を引用すると、

数年後に中国人がノーベル賞取りまくるのはほぼ確実なんだよ
論文投稿サイトすら知らない一般人は「中国人は真似ばかり」とか言うけど、いつまで中国を科学力の低い国だと思ってんだろ
とっくに追い越されてるんですけど


となります。ノーベル賞では業績から受賞までの間隔が長い場合も多いので、「数年後」では中国人がノーベル賞を「取りまくる」とまではいかないかもしれませんが、中長期的には中国人から多数の受賞者が出るのはほぼ間違いないでしょう。逆に日本人に関しては、中長期的には受賞者が減少する可能性はかなり高く、そう遠くない将来、久しく日本人が受賞していない、という会話が日本の秋の風物詩になるかもしれません。当ブログではおもに自然科学系の論文を取り上げていますが、中国人研究者の論文が増えてきているな、との印象を抱いています。

 発展する中国と衰退する日本という図式は、日本でも「リベラル」や「左翼」の人々が好んでおり、それがおおむね妥当であることは否定できません。私が十数年以上前から警戒しているのは、中国の経済・軍事・政治力の強化とともに、今よりもずっと中国に「配慮した」言説を日本でも強いられることなのですが(関連記事)、最近、北海道大学教授が中国で拘束された一件は、それが現実化しつつあることを示しているのかもしれません。もっとも、この件の背景はまだ不明なので、現時点では断定を避けておきます。

 ただ、中国も日本と同じく人口構造上の大きな弱点を抱えているので、一時期のアメリカ合衆国ほどの影響力を世界に及ぼせるかとなると、疑問も残ります。その意味で日本人は、過剰に中国を警戒するのではなく、適切に評価して是々非々で付き合っていくことが必要なのでしょうが、その判断が難しいこともまた確かです。まあ、人間社会とは難しいものだと開き直って、それをむしろ楽しむようにするのが精神衛生上はよいでしょうか。

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