大河ドラマ『麒麟がくる』第5回「伊平次を探せ」

 1548年(西暦は厳密な換算ではなく、1年単位での換算です)秋、明智光秀(十兵衛)は主君の斎藤利政(道三)に、鉄砲の製造法と足利将軍家が鉄砲を大量に必要としている理由を調べるよう命じます。光秀は家臣の藤田伝吾から、美濃の伊平次が鉄砲の製造を知っているかもしれず、近江の国友村にいると聞いて、近江へと向かいます。国友村は将軍より、鉄砲の製造を外に漏らさないよう、命じられていました。伊平次は都の本能寺にいると国友村で聞いた光秀は、都へと向かいます。

 光秀は将軍の足利義輝が滞在中の本能寺で、将軍の奉公衆の細川藤孝と遭遇します。藤孝が怪しげな光秀に斬りかかっているところを義輝は見かけ、光秀に声を掛けます。光秀は護衛を務める三淵藤英と再会し、伊平次が本能寺にはいない、と知らされます。光秀は藤英に連れられて松永久秀と再会します。久秀は光秀に、鉄砲が抑止力になる、と教えます。伊平次の居場所を突き止めていた久秀は、光秀を連れて伊平次を訪ねます。久秀は伊平次に鉄砲の製造を依頼しますが、伊平次は面倒と断ります。しかし伊平次は、光秀の依頼は直ちに聞き入れます。伊平次は子供の頃光秀に命を助けられたことがありました。

 今回は、光秀の再度の上京が描かれました。若き日の光秀の事績は不明なので、創作のやりがいがあるとは思います。まあそれだけに、制作者側の力量が試されるわけですが、今のところは成功しているように思います。光秀と藤孝との出会いも、当時日本で普及し始めた鉄砲をめぐる動向と絡めて、上手く設定されているように思います。また、都の政治情勢もしっかりと踏まえた創作になっており、良い意味で大河ドラマらしくなっています。人物造形もおおむね成功しており、とくに斎藤利政(道三)と松永久秀は、演者の力量もあって多くの視聴者を惹きつけているのではないか、と思います。やや不安なのは、視聴者目線を意識しているらしい第二の主人公である駒なのですが、こちらについては即断せず、長い目で見ていこうと考えています。現時点では、本作は私にとって当たりで、今後の視聴も楽しみです。

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