再来年(2023年)の大河ドラマの予想

 そろそろ再来年(2023年)の大河ドラマが発表されそうなので、予想してみます。まず大前提として、2年連続で時代が重なることはあまりなく、多少重なったとしても舞台となる地域は異なる場合がほとんどのようだ、ということが挙げられます。来年は北条義時が主人公なので、いわゆる源平ものか鎌倉時代ものである可能性は除外して問題ないと思います。今年は幕末~近現代となるので、幕末ものや近現代ものの可能性もひじょうに低いと思います。

 そうすると、2年間戦国時代以外が題材となっていますから、やはり人気の高い戦国時代が最有力でしょうか。以前から当ブログで有力候補として推しているのは、知名度は低そうではあるものの、大河ドラマ化発表前の井伊直虎よりは知名度が上で、まだ主要な舞台となっていない佐賀県(肥前)の人物である、鍋島直茂とその妻(陽泰院)です。2018~2022年の主人公が男性ですから、陽泰院が主人公の可能性もじゅうぶんあります。NHK好みの夫婦愛を描けそうという点でも有力です。同じく戦国時代~江戸時代初期の人物で、立花宗茂も有力だと思います。ただ、宗茂は関ヶ原合戦以降の人生が長いので、そこが難点かもしれません。もっとも、それは伊達政宗も同様だったわけですし、大坂の陣と島原の乱もあるので、後半も見せ場は作れそうです。

 戦国時代以外では、かつては大河ドラマの定番だったものの、20年以上取り上げられていない忠臣蔵が考えられます。ただ、近年では忠臣蔵の人気低下が指摘されていますから、いかに大河ドラマの主要な視聴者層である高齢者にはなじみ深い題材とはいっても、今さら取り上げられるのか、疑問も残ります。とはいえ、かつての定番でしたし、今でも映画で取り上げられることもあるので、豪華な配役で派手にやる可能性もあるかな、とは思います。その場合、2018~2022年の主人公が男性ですから、主人公は大石内蔵助ではなく、その妻の「りく」もしくは瑤泉院になるかもしれません。

 江戸時代であれば、田沼時代から化政文化まで描けるということで、松平定信ならあり得るかな、と思います。定信ならば、田沼意次との因縁も描けますし、町人文化の視点を打ち出して東洲斎写楽など著名な文化人も登場させれば、なかなか華やかになるのではないか、と思います。この時期を取り上げた時代劇は珍しくないので、衣装・小道具・セットの使いまわしや考証の点で、他の大河ドラマの空白期間よりも有利だと思います。これまでの大河ドラマの主人公はほとんどが武士かその妻だったので、新たな視点ということで、蔦屋重三郎を主人公としても面白いかもしれません。

 以上、まとめると、再来年(2023年)の大河ドラマの主人公(題材)の予想は以下のようになります。
◎最有力・・・鍋島直茂の妻(陽泰院)
○有力・・・・・立花宗茂
▲穴狙い・・・大石内蔵助の妻もしくは瑤泉院(忠臣蔵)、松平定信もしくは蔦屋重三郎