大河ドラマ『青天を衝け』第6回「栄一、胸騒ぎ」

 今回冒頭で、徳川家康により水戸藩における尊王の伝統が語られました。本作でもう一人の主人公と言えそうな徳川慶喜の言動を理解するうえで、これは重要となるでしょうから、適切な解説だったと思います。最初は、幕末~近現代の大河ドラマに徳川家康が登場するという演出には懐疑的でしたが、今では、解説がなかなか的確なこともあり、成功と言えるように思います。幕末の複雑で急変する政治状況を家康が解説すれば、本作をよりよく理解できそうですし、明治以降も家康の解説があるとよいのですが、どうなるでしょうか。

 今回も、渋沢栄一を中心とする農村部の話と、慶喜を中心とする「中央政界」の話の二部構成でした。今回、栄一と慶喜が遭遇したとはいえ、両者はまだ本格的に接続しておらず、まとまりの悪いところがあるとも言えますが、両者の接続はそう遠くないでしょうから、その時が楽しみです。ただ、現時点でも話はなかなか面白くなっており、とくに不満はありません。農村部の話は大河ドラマらしくない、と不満に思う大河ドラマ愛好者は少なくないかもしれませんが、道場破りや攘夷に向かう当時の農村有力者層の動向が描かれており、大河ドラマとして見てもとくに不満はありません。判断は時期尚早ですが、本作は当たりとなりそうで、今後も楽しみです。

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