大河ドラマ『おんな城主 直虎』第16回「綿毛の案」

 これは4月25日分の記事として掲載しておきます。駿府から帰還した直虎(次郎法師)は、井伊領の立て直しに動き出します。瀬戸方久は井伊家の財政立て直しのため、綿の実を栽培して木綿を作るよう勧めます。直虎は早速、瀬戸村の百姓の長である甚兵衛に相談するものの、井伊領内は深刻な人手不足のため、木綿作りを担う人材はいません。奥山六左衛門は小野政次(鶴丸)に助けを頼めばよいのではないか、と直虎に進言しますが、直虎は意地になっており、政次の助けは借りない、と言います。直虎は井伊谷三人衆に百姓を貸してくれるよう頼みますが、やはり断られます。

 瀬戸村では綿の種を植えてもなかなか芽が出ず、直虎は他の村で種を植えてみるよう勧めてまわり、ついでに人を借りようとします。その途中で直虎は若い男性と出会います。直虎はこの若い男性からも人を買うことができると教えられます。直虎が瀬戸村に戻ると、暖かくなってきたためか、綿の芽が出ていました。直虎は人を買うために戦場を探そうとしますが、近隣地域でそのうち戦いが起きる様子はありません。困った直虎に政次は知恵を貸しますが、意地になっている直虎は政次の進言を受け入れようとはしません。しかし、中野直之と瀬戸方久は政次の進言に従い、瀬戸村が人出不足で、荒れ地を耕せば3年は年貢をとらないと声高に語り、噂が広まるよう尽力します。この様子を見た直虎も、噂が広まるよう演技を始めます。直虎たちの尽力があり、瀬戸村には近隣地域から多くの人が集まってきます。駿府では寿桂尼が倒れ、今川家に暗雲が立ち込めます。

 このところ面白かったのですが、今回は正直なところやや外れでした。人身売買など当時の社会状況を取り入れた物語にしようという努力は歓迎しますが、それを視聴者に説明するために、直虎をきょくたんに無知な人物としてしまっている感は否めません。次回の重要な題材になるらしい鉄炮を直虎が知らないのは、さすがにあり得ないと思うのですが・・・。まあ、政次に強く反発しつつも、政次の方が領主として相応しいのではないか、と直虎が悩んだり、政次が直虎に助言したりするところなど、直虎と政次の関係には相変わらず見ごたえがありましたが。とはいえ、全体的にはそれなりに楽しめました。今後は、直虎と政次の関係がどう決着するのか、注目して視聴を続けるつもりです。

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