テーマ:大河ドラマ

大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』第39回「懐かしの満州」

 1945年5月、古今亭志ん生(美濃部孝蔵)は三遊亭圓生とともに満洲に慰問に行きます。その志ん生と圓生を、兵士として満洲にいた小松勝が訪ねてきます。小松は志ん生に、落語での走る場面がおかしいと指摘し、志ん生は激怒します。志ん生と圓生は当初1ヶ月の滞在予定でしたが、船の燃料不足のため、滞在を続けるうちにソ連が侵攻してきて、志ん生と圓生は軍…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』第38回「長いお別れ」

 嘉納治五郎はカイロで開かれたIOC(国際オリンピック委員会)総会で1940年の東京オリンピック開催を改めて認めさせた後、帰路の船中で亡くなります。田畑は嘉納の遺志を継いでオリンピック開催を訴えますが、イギリスもフランスも日中戦争(当時は事変扱い)を理由に不参加を伝えてきて、ついに副島道正は、開催中止を決断するよう、政府に訴えます。日中…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』第37回「最後の晩餐」

 河野一郎は田畑政治に予告した通り、国会で1940年に東京で開催予定の夏季オリンピック大会の中止を訴えます。日中戦争(当時は公式には事変扱い)もすでに始まり、河野のようにオリンピック開催を危ぶむ人もいるなか、オリンピック組織委員会は一枚岩にはなれず、会場をどこにするかで揉めていました。副島道正はすでに建設されている神宮の拡張で対応しよう…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』第36回「前畑がんばれ」

 今回は前畑秀子が実質的な主役です。前畑は1932年にロサンゼルスで開催された夏季オリンピック大会の水泳平泳ぎ200mで2位となり、その後世界記録も出し、日本人の多大な期待を寄せられていました。前畑は重圧を感じながら、ベルリンで開催される1936年夏季オリンピック大会に臨みます。重圧で苦悩する前畑は、水泳平泳ぎ200mの予選で世界記録を…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』第35回「民族の祭典」

 ベルリンで夏季オリンピック大会の始まる前日の1936年7月11日、1940年夏季オリンピック大会の開催地を決定するIOC(国際オリンピック委員会)総会が開催されました。ローマが辞退したため、東京とヘルシンキの一騎討ちとなり、嘉納治五郎の演説の効果もあったのか、東京に決定します。嘉納に呼ばれて東京に戻って来た金栗四三も喜び、弟子の小松に…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

2021年の大河ドラマは渋沢栄一が主人公の『青天を衝け』

 再来年(2021年)の大河ドラマは渋沢栄一が主人公の『青天を衝け』で、吉沢亮氏が演じる、と発表されました。再来年の大河ドラマについては、大隈重信もしくは福沢諭吉とのダブル主人公は予想していたのですが(関連記事)、一万円札の次の肖像に選ばれるという話題性もありますし、もともと知名度はそれなりにあると思いますので、納得の人選です。渋沢栄一…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』第34回「226」

 1936年2月26日、二・二六事件が起きます。弟子の小松とともに東京に行こうとしていた金栗四三は、東京が大混乱しているため上京を断念します。田畑政治のいる朝日新聞社もクーデタ部隊に襲撃され、田畑は兵士に抵抗して負傷します。田畑は、恩人の高橋是清も殺害されたことに衝撃を受け、こんな非常時にも東京に夏季オリンピック大会を誘致しようとする嘉…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』第33回「仁義なき戦い」

 1940年夏季オリンピック大会開催地を決定するオスロの国際オリンピック委員会総会が迫る中、嘉納治五郎は腰痛を再発し、副島道正がムッソリーニと会見することになります。1940年夏季オリンピック大会の開催地としてローマも立候補しており、ムッソリーニに開催地を東京へ譲ってもらうよう、要請しようとしたのでした。しかし、ムッソリーニとの会見の直…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』第32回「独裁者」

 1932年、ロサンゼルスの夏季オリンピック大会で日本水泳陣は大活躍し、女子水泳陣では前畑秀子がわずかな差で2位となりました。日本水泳陣が帰国すると、東京市長の永田秀次郎は前畑に、わずかな差だったのになぜ勝てなかったのかと責め、次回は勝つよう激励します。田畑政治は激昂し、永田は前畑に謝罪しますが、前畑は国民の期待が大きいことを実感します…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』第31回「トップ・オブ・ザ・ワールド」

 1932年、ロサンゼルスで開催中の夏季オリンピック大会は後半戦に入り、前畑秀子は200m平泳ぎに決勝に出場し、健闘しますが、惜しくも2位に終わります。オリンピック水泳競技で日本人女子選手がメダルを獲得したのは初めてでした。田畑政治はNHKの河西三省アナウンサーの「実感放送」を誉めますが、河西は臨場感を伝えられなかったと悔み、次は実況で…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』田畑政治の人物造形

 大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』第二部の主人公である田畑政治の人物造形について、以下のような指摘があります。 とある年配の方と話をしていると、今の大河の阿部サダヲの演技がけたたましすぎて、全然重厚感がない、昔の人はあんなではなかったはずと仰るのだけど、実際に田畑政治を知る人の感想は「生き返ったようにそっくり」だそうで…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』第30回「黄金狂時代」

 1932年7月30日、ロサンゼルスで夏季オリンピック大会が始まりました。日本水泳選手団の総監督の田畑政治は水泳競技での全種目制覇を強く訴えます。まず男子100m自由競争で宮崎が優勝し、意気軒昂な田畑ですが、1940年の夏季オリンピック大会の東京への招致は見通しが厳しい、と嘉納治五郎から告げられます。日本は欧米から遠いことと、満洲事変以…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』第29回「夢のカリフォルニア」

 1932年、ロサンゼルスで夏季オリンピック大会が開催され、日本も選手団を派遣します。しかし、日本選手団はそこでアメリカ合衆国における人種差別を目の当たりにします。それでも田畑政治は意気軒昂ですが、メダルに拘る田畑と、選手としてはすでに全盛期を過ぎた主将の高石との確執は続いていました。メダルに拘る田畑は、高石を本番で起用するつもりはなく…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』第28回「走れ大地を」

 1931年8月、田畑政治発案の日米対抗水泳戦が開かれ、日本が圧勝しますが、今回はアメリカ合衆国側が遠征で日本側は自国での戦いだったのに対して、翌年ロサンゼルスで開かれる夏季オリンピック大会では逆となることから、田畑は楽観していませんでした。また田畑は、高石や鶴田といった実績のある選手よりも、伸びしろのある若手選手の方を重視していました…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』第27回「替り目」

 東京の金栗四三を兄の実次が訪ねてきます。実次は四三に、熊本に帰るよう促した後、帰郷します。四三が決断を躊躇う中、実次危篤との電報が入り、四三は慌てて帰郷しますが、実次はすでに亡くなっていました。四三は熊本に帰る決断をして、嘉納治五郎に報告します。東京にオリンピックを誘致する話が出てきて意気軒昂の嘉納は、四三を引き留めようとしますが、兄…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』第26回「明日なき暴走」

 1928年にアムステルダムで開催されるオリンピック大会への日本選手団の派遣は、相変わらずの予算不足のため、選考も難航していました。そんな中、田畑政治は高橋是清を説得し、巨額の臨時予算を国に支出させることに成功します。このアムステルダム大会から、女子競技も正式種目に採用されました。しかし日本では、女性選手を派遣すべきか議論となります。け…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

大河ドラマ『平清盛』の全体的な感想のまとめ

 現在放送中の大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』がほぼ間違いなく更新しそうですが、2012年放送の大河ドラマ『平清盛』(関連記事まとめ)は、大河ドラマ史上最低の平均視聴率(関東地区)だったことから、今でもネットでは罵倒・嘲笑されることが珍しくありません。しかし、本放送時から現在まで、私は本作を傑作と評価し続けています。ついでに…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』第25回「時代は変る」

 今回から第二部となります。金栗(池部)四三は1924年にパリで開催された夏季オリンピック大会に出場しますが、すでに全盛期を過ぎていたことから、マラソンで棄権してしまいます。その帰国報告会で四三たち陸上選手や嘉納治五郎を厳しく糾弾したのが、若き新聞記者の田畑政治でした。ここは、金栗四三から田畑政治へと主人公の座が引き継がれたことを上手く…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』第24回「種まく人」

 1923年9月1日の関東大震災により、東京は壊滅的な打撃を受けます。金栗(池部)四三は、シマが行方不明となったことで、自分を責めていました。嘉納治五郎は、完成間近の神宮競技場に被災者を収容するよう、東京市長の永田秀次郎に進言します。傷心の四三は帰省し、家族は暖かく迎えますが、四三の義母の池部幾江は、こんな時に東京を見捨てるのか、と四三…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』第23回「大地」

 金栗(池部)四三を免職にしようという動きに反対する東京府立第二高等女学校の学生たちは教室に立て籠もり、中心的人物である村田富江は、父との100m走に勝ち、父に女子のスポーツ教育を認めさせ、四三は免職されずにすみます。反省する四三を、いつか正しいと認められる時代が来る、と嘉納治五郎は励ましす。その嘉納は、神宮の競技場完成の目途が立ったこ…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』第22回「ヴィーナスの誕生」

 金栗(池部)四三の情熱もあり、東京府立第二高等女学校では女子スポーツが盛んになっていきます。そんな中、シマは妊娠し、スポーツ選手でも教師としてもまだ業績がないのに妊娠したことで悩みます。これは現代日本社会にも通ずる問題で、ドラマでこうした普遍性が描かれるのは悪くないと思います。女子スポーツへの理解の乏しさも、女性問題の一環として、現代…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』第21回「櫻の園」

 金栗(池部)四三は1920年開催のアントワープ夏季オリンピック大会のマラソンで金メダルを期待されながら16位に終わったことから、失意のあまりすぐに帰国せず、ヨーロッパ諸国を訪れていました。ベルリンを訪れていた四三は、槍投げの練習に励んでいる女性たちと遭遇します。目標を見失いかけていた四三は、第一次世界大戦で敗れたため、アントワープ夏季…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』第20回「恋の片道切符」

 嘉納治五郎がクーベルタンに手紙を送ったことにより、1920年開催のアントワープ夏季オリンピック大会の種目にマラソンが採用されることになりました。金栗(池部)四三は他の選手とともに、アメリカ合衆国を経由しての太平洋から大西洋への航路でアントワープへと向かいます。アントワープで四三は三島弥彦と久々に再会します。1912年のストックホルム夏…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』第19回「箱根駅伝」

 アメリカ合衆国横断の駅伝を思いついた金栗四三は、その国内予選として箱根駅伝を計画します。1920年にアントワープでオリンピック大会が開催されることも決まり、四三は歓喜しますが、すぐに資金などの現実的な問題に気づき、悩みます。四三は帰省しますが、早く熊本に戻ってくるよう圧力を受け、まだ東京に拠点を置いてオリンピック大会を目指し、後進育成…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』第18回「愛の夢」

 今回は、金栗四三のマラソンと夫婦関係、1910年代と1960年代の古今亭志ん生(美濃部孝蔵)、黎明期の近代女子体育教育が描かれました。正直なところ、本作の視聴率低迷の一因であろう、それぞれの物語の断絶感は否めず、本作の欠点が強調されてしまった感は否めません。しかし、女子体育教育は四三の次の目標となりますし、古今亭志ん生と四三も、久しぶ…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』第17回「いつも2人で」

 1915年6月、第一次世界大戦(もちろん、当時はそう呼ばれていなかったわけで、作中でも嘉納治五郎は欧州戦争と呼んでいます)の長期化により、翌年にベルリンで開催予定だった夏季オリンピック大会は中止と決定され、前回大会でマラソンに出場して棄権した雪辱を果たそうとした金栗四三は落ち込み、無気力状態に陥ります。下宿先の播磨屋の部屋に引き籠る四…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』第16回「ベルリンの壁」

 1914年、教員にならないと決めた金栗四三は、播磨屋に居候して1916年にベルリンで開催される夏季オリンピック大会を目指すことになります。しかし、第一次世界大戦(もちろん、当時は「第一次世界大戦」とは呼ばれていなかったわけですが)が勃発し、1916年のベルリン夏季オリンピック大会の開催が危ぶまれます。それでも四三はベルリン大会出場を目…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』第15回「あゝ結婚」

 金栗四三は春野スヤとお見合いをすることになりました。スヤは池辺家に嫁いでいましたが、夫を亡くし、四三とスヤを結婚させ、四三を池辺家の養子にしよう、とスヤの義母と四三の兄の実次は考えていました。次の1916年ベルリン夏季オリンピック大会での雪辱を期す四三は、結婚はまだ早いとして断るつもりでしたが、兄の説得と自分のスヤへの想いに気づいてス…
トラックバック:1
コメント:0

続きを読むread more

大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』第14回「新世界」

 今回から第2章となります。1912年のストックホルムでの夏季オリンピック大会から帰国した金栗四三ですが、マラソンで棄権という惨敗に終わったことから、国内の視線には厳しいものがありました。帰国したのは1912年9月なのに、四三と出迎えた人々の吐く息が白かったのはどうかと思いましたが、20世紀前半の東京では9月に10.5℃や10.6℃だっ…
トラックバック:1
コメント:0

続きを読むread more

大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』第13回「復活」

 ストックホルムでの夏季オリンピック大会は終了しました。マラソンに出場した金栗四三は行方不明となり、日射病で倒れて宿舎に運ばれ、翌朝目を覚ました。今回は、四三が意識を失ってから宿舎に戻るまでに何があったのか、描かれました。コースを間違えた四三は日射病のため朦朧としながらある家で倒れ、茶会中の人々に介抱された後、内田公使とダニエルに宿舎へ…
トラックバック:1
コメント:0

続きを読むread more