テーマ:大河ドラマ

大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』第31回「トップ・オブ・ザ・ワールド」

 1932年、ロサンゼルスで開催中の夏季オリンピック大会は後半戦に入り、前畑秀子は200m平泳ぎに決勝に出場し、健闘しますが、惜しくも2位に終わります。オリンピック水泳競技で日本人女子選手がメダルを獲得したのは初めてでした。田畑政治はNHKの河西三省アナウンサーの「実感放送」を誉めますが、河西は臨場感を伝えられなかったと悔み、次は実況で…
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大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』田畑政治の人物造形

 大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』第二部の主人公である田畑政治の人物造形について、以下のような指摘があります。 とある年配の方と話をしていると、今の大河の阿部サダヲの演技がけたたましすぎて、全然重厚感がない、昔の人はあんなではなかったはずと仰るのだけど、実際に田畑政治を知る人の感想は「生き返ったようにそっくり」だそうで…
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大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』第30回「黄金狂時代」

 1932年7月30日、ロサンゼルスで夏季オリンピック大会が始まりました。日本水泳選手団の総監督の田畑政治は水泳競技での全種目制覇を強く訴えます。まず男子100m自由競争で宮崎が優勝し、意気軒昂な田畑ですが、1940年の夏季オリンピック大会の東京への招致は見通しが厳しい、と嘉納治五郎から告げられます。日本は欧米から遠いことと、満洲事変以…
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大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』第29回「夢のカリフォルニア」

 1932年、ロサンゼルスで夏季オリンピック大会が開催され、日本も選手団を派遣します。しかし、日本選手団はそこでアメリカ合衆国における人種差別を目の当たりにします。それでも田畑政治は意気軒昂ですが、メダルに拘る田畑と、選手としてはすでに全盛期を過ぎた主将の高石との確執は続いていました。メダルに拘る田畑は、高石を本番で起用するつもりはなく…
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大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』第28回「走れ大地を」

 1931年8月、田畑政治発案の日米対抗水泳戦が開かれ、日本が圧勝しますが、今回はアメリカ合衆国側が遠征で日本側は自国での戦いだったのに対して、翌年ロサンゼルスで開かれる夏季オリンピック大会では逆となることから、田畑は楽観していませんでした。また田畑は、高石や鶴田といった実績のある選手よりも、伸びしろのある若手選手の方を重視していました…
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大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』第27回「替り目」

 東京の金栗四三を兄の実次が訪ねてきます。実次は四三に、熊本に帰るよう促した後、帰郷します。四三が決断を躊躇う中、実次危篤との電報が入り、四三は慌てて帰郷しますが、実次はすでに亡くなっていました。四三は熊本に帰る決断をして、嘉納治五郎に報告します。東京にオリンピックを誘致する話が出てきて意気軒昂の嘉納は、四三を引き留めようとしますが、兄…
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大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』第26回「明日なき暴走」

 1928年にアムステルダムで開催されるオリンピック大会への日本選手団の派遣は、相変わらずの予算不足のため、選考も難航していました。そんな中、田畑政治は高橋是清を説得し、巨額の臨時予算を国に支出させることに成功します。このアムステルダム大会から、女子競技も正式種目に採用されました。しかし日本では、女性選手を派遣すべきか議論となります。け…
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大河ドラマ『平清盛』の全体的な感想のまとめ

 現在放送中の大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』がほぼ間違いなく更新しそうですが、2012年放送の大河ドラマ『平清盛』(関連記事まとめ)は、大河ドラマ史上最低の平均視聴率(関東地区)だったことから、今でもネットでは罵倒・嘲笑されることが珍しくありません。しかし、本放送時から現在まで、私は本作を傑作と評価し続けています。ついでに…
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大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』第25回「時代は変る」

 今回から第二部となります。金栗(池部)四三は1924年にパリで開催された夏季オリンピック大会に出場しますが、すでに全盛期を過ぎていたことから、マラソンで棄権してしまいます。その帰国報告会で四三たち陸上選手や嘉納治五郎を厳しく糾弾したのが、若き新聞記者の田畑政治でした。ここは、金栗四三から田畑政治へと主人公の座が引き継がれたことを上手く…
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大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』第24回「種まく人」

 1923年9月1日の関東大震災により、東京は壊滅的な打撃を受けます。金栗(池部)四三は、シマが行方不明となったことで、自分を責めていました。嘉納治五郎は、完成間近の神宮競技場に被災者を収容するよう、東京市長の永田秀次郎に進言します。傷心の四三は帰省し、家族は暖かく迎えますが、四三の義母の池部幾江は、こんな時に東京を見捨てるのか、と四三…
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大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』第23回「大地」

 金栗(池部)四三を免職にしようという動きに反対する東京府立第二高等女学校の学生たちは教室に立て籠もり、中心的人物である村田富江は、父との100m走に勝ち、父に女子のスポーツ教育を認めさせ、四三は免職されずにすみます。反省する四三を、いつか正しいと認められる時代が来る、と嘉納治五郎は励ましす。その嘉納は、神宮の競技場完成の目途が立ったこ…
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大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』第22回「ヴィーナスの誕生」

 金栗(池部)四三の情熱もあり、東京府立第二高等女学校では女子スポーツが盛んになっていきます。そんな中、シマは妊娠し、スポーツ選手でも教師としてもまだ業績がないのに妊娠したことで悩みます。これは現代日本社会にも通ずる問題で、ドラマでこうした普遍性が描かれるのは悪くないと思います。女子スポーツへの理解の乏しさも、女性問題の一環として、現代…
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大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』第21回「櫻の園」

 金栗(池部)四三は1920年開催のアントワープ夏季オリンピック大会のマラソンで金メダルを期待されながら16位に終わったことから、失意のあまりすぐに帰国せず、ヨーロッパ諸国を訪れていました。ベルリンを訪れていた四三は、槍投げの練習に励んでいる女性たちと遭遇します。目標を見失いかけていた四三は、第一次世界大戦で敗れたため、アントワープ夏季…
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大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』第20回「恋の片道切符」

 嘉納治五郎がクーベルタンに手紙を送ったことにより、1920年開催のアントワープ夏季オリンピック大会の種目にマラソンが採用されることになりました。金栗(池部)四三は他の選手とともに、アメリカ合衆国を経由しての太平洋から大西洋への航路でアントワープへと向かいます。アントワープで四三は三島弥彦と久々に再会します。1912年のストックホルム夏…
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大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』第19回「箱根駅伝」

 アメリカ合衆国横断の駅伝を思いついた金栗四三は、その国内予選として箱根駅伝を計画します。1920年にアントワープでオリンピック大会が開催されることも決まり、四三は歓喜しますが、すぐに資金などの現実的な問題に気づき、悩みます。四三は帰省しますが、早く熊本に戻ってくるよう圧力を受け、まだ東京に拠点を置いてオリンピック大会を目指し、後進育成…
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大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』第18回「愛の夢」

 今回は、金栗四三のマラソンと夫婦関係、1910年代と1960年代の古今亭志ん生(美濃部孝蔵)、黎明期の近代女子体育教育が描かれました。正直なところ、本作の視聴率低迷の一因であろう、それぞれの物語の断絶感は否めず、本作の欠点が強調されてしまった感は否めません。しかし、女子体育教育は四三の次の目標となりますし、古今亭志ん生と四三も、久しぶ…
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大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』第17回「いつも2人で」

 1915年6月、第一次世界大戦(もちろん、当時はそう呼ばれていなかったわけで、作中でも嘉納治五郎は欧州戦争と呼んでいます)の長期化により、翌年にベルリンで開催予定だった夏季オリンピック大会は中止と決定され、前回大会でマラソンに出場して棄権した雪辱を果たそうとした金栗四三は落ち込み、無気力状態に陥ります。下宿先の播磨屋の部屋に引き籠る四…
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大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』第16回「ベルリンの壁」

 1914年、教員にならないと決めた金栗四三は、播磨屋に居候して1916年にベルリンで開催される夏季オリンピック大会を目指すことになります。しかし、第一次世界大戦(もちろん、当時は「第一次世界大戦」とは呼ばれていなかったわけですが)が勃発し、1916年のベルリン夏季オリンピック大会の開催が危ぶまれます。それでも四三はベルリン大会出場を目…
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大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』第15回「あゝ結婚」

 金栗四三は春野スヤとお見合いをすることになりました。スヤは池辺家に嫁いでいましたが、夫を亡くし、四三とスヤを結婚させ、四三を池辺家の養子にしよう、とスヤの義母と四三の兄の実次は考えていました。次の1916年ベルリン夏季オリンピック大会での雪辱を期す四三は、結婚はまだ早いとして断るつもりでしたが、兄の説得と自分のスヤへの想いに気づいてス…
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大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』第14回「新世界」

 今回から第2章となります。1912年のストックホルムでの夏季オリンピック大会から帰国した金栗四三ですが、マラソンで棄権という惨敗に終わったことから、国内の視線には厳しいものがありました。帰国したのは1912年9月なのに、四三と出迎えた人々の吐く息が白かったのはどうかと思いましたが、20世紀前半の東京では9月に10.5℃や10.6℃だっ…
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大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』第13回「復活」

 ストックホルムでの夏季オリンピック大会は終了しました。マラソンに出場した金栗四三は行方不明となり、日射病で倒れて宿舎に運ばれ、翌朝目を覚ました。今回は、四三が意識を失ってから宿舎に戻るまでに何があったのか、描かれました。コースを間違えた四三は日射病のため朦朧としながらある家で倒れ、茶会中の人々に介抱された後、内田公使とダニエルに宿舎へ…
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大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』第12回「太陽がいっぱい」

 ついにオリンピック・ストックホルム大会のマラソンが始まります。まともに歩けないほど状態の悪い大森兵蔵をともにスタート地点となる会場まで連れて行くため、迷いかけた金栗四三ですが、何とかスタートに間に合います。四三は出遅れたものの、次第に順位を上げていきます。しかし、四三は高温と雲の切れ間からの強い日差しの中、消耗していきます。嘉納治五郎…
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大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』第11回「百年の孤独」

 いよいよストックホルムでオリンピックが始まります。しかし日本選手団はその前に、開会式のプラカードの日本表記をどうするかでもめます。金栗四三は「日本」にすべきと主張しますが、それでは参加各国には分からないから「JAPAN」とすべきだ、と大森兵蔵は主張します。嘉納治五郎は妥協案として「NIPPON」を提示し、それが採用されます。開会式は本…
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大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』第10回「真夏の夜の夢」

 金栗四三たち日本の選手団はストックホルムに到着します。今回は、ストックホルムでの開会までの練習期間が描かれました。オリンピック初参加となる日本の選手は四三と三島弥彦の2人だけで、四三は孤独な状況に悩んでいました。日本選手団の監督である大森兵蔵の病状は思わしくなく、四三はさらに不安に陥ります。この時代のオリンピック参加選手は基本的に「白…
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大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』第9回「さらばシベリア鉄道」

 今回はシベリア鉄道での旅が描かれました。ロケを多用した美しい画質は見ごたえがあり、喜劇調ドラマとしても楽しめました。今回のような紀行もの的な話を大河ドラマでやるな、と声の大きな大河ドラマ愛好者が批判しそうですが、私は楽しめました。今回は1912年と1961年の古今亭志ん生(美濃部孝蔵)の場面がやや長かったので、視聴率はますます低迷しそ…
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大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』第8回「敵は幾万」

 金栗四三を兄の実次が東京に訪ねてきます。実次は四三のオリンピック参加費用1800円を用意してきたのでした。田を売ったのではないか、と懸念する四三ですが、田を売ることで春野スヤの婚約相手の地主から1800円を借り、しかもその田を無償で耕してもよいことになりました。スヤは婚約相手の母親から信頼されていました。ところが、全国の学生数千人から…
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再来年(2021年)の大河ドラマの予想

 そろそろ再来年(2021年)の大河ドラマが発表されそうなので、予想してみます。まず大前提として、2年連続で時代が重なることはあまりなく、多少重なったとしても舞台となる地域は異なる場合がほとんどのようだ、ということが挙げられます。来年は明智光秀が主人公なので、織田信長・豊臣秀吉・徳川家康といういわゆる三傑およびその家臣が主人公である可能…
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大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』第7回「おかしな二人」

 嘉納治五郎は、三島弥彦にオリンピック出場を要請しますが、三島は断ります。しかし嘉納は、三島の負けず嫌いな性格を利用して挑発し、三島はオリンピック出場を決意します。一方、金栗四三は嘉納に説得されてオリンピックに出場する気になっており、実家に支援を願い出ていましたが、返事が来ないため、途方に暮れていました。しかし、ついに実家から手紙が届き…
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大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』第6回「お江戸日本橋」

 ストックホルムで1912年に開催されるオリンピック大会の国内マラソン予選大会に優勝した金栗四三は、予選大会で使用した足袋を作ってもらった播磨屋の主人と喧嘩してしまい、謝罪に行くと、播磨屋は改良した足袋を四三に渡します。短気でもからっとした性格という、陳腐ではあるものの、それ故に安定的な江戸っ子職人の人物像となっています。こうしたところ…
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大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』第5回「雨ニモマケズ」

 オリンピック陸上競技予選会が開かれ、金栗四三はマラソンに出場します。参加選手は19人でした。スタート直後から雨が降り始め、雨が降ったり止んだりして時として厳しい日差しも受ける過酷な環境の中、次々と選手たちは脱落していきます。四三は、序盤は抑えてスタミナを温存し、他の選手が次々と脱落するなか、ついに先頭に立ってそのまま完走しました。しか…
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