テーマ:飲食

微量栄養素と海洋漁業

 微量栄養素と海洋漁業に関する研究(Hicks et al., 2019)が公表されました。微量栄養素の欠乏は毎年推定100万件に及ぶ若年死の主因で、一部の国では国内総生産(GDP)を最大11%も減少させているため、単に食料の生産量を増大させるのではなく、栄養の改善を重視した食料政策の必要性が指摘されています。ヒトはさまざまな食餌から栄…
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気候変動とバナナ収穫量

 気候変動とバナナ収穫量エピに関する研究(Varma, and Bebber., 2019)が公表されました。デザートバナナは、プランテンや他の料理用品種とは異なり、一般に生食され、世界で最も重要な作物の一つとなっています。バナナは、多くの熱帯の国々の主食で、主要な輸出品です。バナナは世界の貿易と食料安全保障に重要な役割を果たしているた…
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肉食と菜食の環境への影響

 肉食と菜食の環境への影響に関する研究(Eshel et al., 2019)が公表されました。この研究は、コンピューターモデルを用いて、牛肉のみ、またはアメリカ合衆国の主要な3種類の肉(ウシ・トリ・ブタ)の代わりになる野菜を使った食事(数百種類)を考案しました。野菜を使った食事は、おもにダイズ・ピーマン・カボチャ・ソバ・アスパラガスに…
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長い梅雨

 昨年(2018年)は6月中と早かった関東の梅雨明けですが、今年は7月後半まで梅雨が続き、日照時間もたいへん短く、何とも困ったものです。その分気温も低く、今夏はまだ冷房を使っていないくらいです(扇風機はそれなりに使っていますが)。そのため、昨年はテレビが故障中で20インチのパソコン用モニターを使っていたのに対して、今年は49インチのテレ…
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アーモンドの栽培化を可能にした変異

 アーモンド(Prunus amygdalus)の栽培化を可能にした変異に関する研究(Sánchez-Pérez et al., 2019)が公表されました。日本語の解説記事もあります。まだ議論もあるものの、アーモンドの木の最初の栽培化は近東で完新世前半に始まったと考えられており、エジプトとギリシアにおけるナッツの初…
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柑橘類の酸味の遺伝的基盤

 柑橘類の酸味の遺伝的基盤に関する研究(Strazzer et al., 2019)が公表されました。果物の酸味は、液胞(植物の細胞内に存在する膜に包まれた小器官)の酸性度に依存しています。大部分の植物細胞において、液胞は水素イオンが注入されているために弱酸性ですが、特定の果物の果汁を生成する細胞では、この注入プロセスが増強され、液胞が…
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苦味の知覚と飲料の好み

 苦味の知覚と飲料の好みに関する研究(Ong et al., 2018)が公表されました。各個人が苦みのある物質をどう知覚するのかは、特定の遺伝子群を有していることと関連している、と明らかになっています。この研究は、カフェインの苦味に対する感受性の高さ(特定の遺伝子の存在によって判定)がコーヒー消費量の多さと関連している一方、プロピルチ…
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低グルテン食の腸内微生物叢への影響

 低グルテン食の腸内微生物叢への影響に関する研究(Hansen et al., 2018)が公表されました。グルテンはコムギ・ライムギ・オオムギの主成分で、体内では消化されにくい部分のあるタンパク質によって構成されています。グルテンは、セリアック病などの特定の疾患の患者に害を及ぼすことがあります。しかし、健常者がグルテンの摂取量を減らす…
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食品保存料の遺伝的影響

 食品保存料の遺伝的影響に関する研究(Huang et al., 2018)が公表されました。食事がヒトの健康上の転帰と平均余命に影響を及ぼすことを示す証拠が蓄積されてきており、こうした証拠は肥満・糖尿病・癌・精神疾患などの疾患の予防に役立つ可能性もあります。しかし、食事がヒトの生理に影響を与える機構については、まだ充分には理解されてい…
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柑橘類の進化

 柑橘類の進化に関する研究(Wu et al., 2018)が公表されました。ミカン属(Citrus)は世界で最も広範に栽培されている果樹ですが、その総数およびミカン属の起源と歴史は明らかになっていません。この研究は、オーストラリアンフィンガーライムからクレオパトラマンダリンに至る60種の柑橘類のゲノム塩基配列を解析しました。これらのう…
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糖類の摂取と心の健康との関連性

 糖類の摂取と心の健康との関連性についての研究(Knüppel et al., 2017)が公表されました。糖分の摂取量が増えると鬱病の有病率が高くなるという関係のあることが、いくつかの研究で明らかになっていますが、精神疾患にかかっているために糖分摂取量が増えるのであり、心の健康が損なわれていることが、食事と心の健康の関連が生…
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エピジェネティック因子によるマウスの食餌性肥満の継承

 これは4月29日分の記事として掲載しておきます。エピジェネティック因子によるマウスの食餌性肥満の継承に関する研究(Huypens et al., 2016)が公表されました。有性生殖の生物では、両親は仔に対して遺伝情報をDNAの形で伝えるだけでなく、一生の間に獲得した遺伝物質のエピジェネティックな修飾(DNA塩基配列を変化させずに遺伝…
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食餌が腸内微生物相に及ぼす影響

 食餌が腸内微生物相に及ぼす影響についての研究(Sonnenburg et al., 2016)が公表されました。人類史上、食餌は大きく変化しており、たとえば西洋型の生活様式の集団における食物繊維摂取の減少は、腸内微生物相の多様性の一般的な減少と並行している、と指摘されています。食物繊維に豊富に含まれるMAC(microbiota-ac…
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マウスの味覚

 これは12月23日分の記事として掲載しておきます。マウスの味覚に関する研究(Peng et al., 2015)が公表されました。哺乳類では、舌の味覚受容器細胞からの情報は、神経系の複数の中継点を経由し、脳の一次味覚野へと伝達されます。すでに、齧歯類の味覚野では苦味と甘味が別々の領域に投影されることが明らかになっています。この研究は、…
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ピーナッツアレルギーに関連する遺伝的変異

 ピーナッツアレルギーの発生リスクに関連する遺伝的変異についての研究(Hong et al., 2015)が公表されました。この研究は、食物アレルギーと関連する遺伝子多様体を同定するため、合計約3000人となる子供とその親の遺伝子型判定を行いました。その結果、卵アレルギーと牛乳アレルギーに関連する遺伝子多様体は見つからなかったものの、ピ…
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緑茶がデンプンの消化に影響する可能性

 緑茶がデンプンの消化に影響する可能性を指摘した研究(Lochocka et al., 2015)が公表されました。この研究は、デンプンの二酸化炭素呼気検査から、緑茶抽出物の摂取によりデンプンの消化と吸収が少なくなる可能性を指摘しています。ただ、この研究における緑茶抽出物の摂取量は少なくとも数杯分の緑茶に相当し、通常の1日の摂取量がこれ…
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ダイズの栽培化に重要な役割を果たした遺伝子

 ダイズの栽培化に重要な役割を果たした遺伝子についての研究(Sun et al., 2015)が公表されました。この研究は、ダイズの「GmHs1-1」遺伝子における単一の変異の有無が、透水性のある種子と透水性のない種子の違いになることを明らかにしています。野生種は透水性のない硬実種子で、栽培種は透水性のある軟実種子となります。軟実種子は…
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乳化剤が有害な作用を及ぼす可能性

 乳化剤の有害な作用に関する研究(Chassaing et al., 2015)が公表されました。この研究は、乳化剤を含む食餌を摂取しているマウスが軽度の炎症と肥満・メタボリックシンドロームを発症することを明らかにしました。乳化剤は人間の食品で添加物として広く使われているので、乳化剤が腸内微生物相と人間の健康に与え得る影響をさらに調べる…
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コーヒーノキの害虫の新たな駆除方法

 コーヒーノキの害虫の新たな駆除方法についての研究(Ceja-Navarro et al., 2015)が公表されました。コーヒーノキにとってもっとも影響の大きい害虫はコーヒーノミキクイムシ(Hypothenemus hampei)とされています。コーヒーノミキクイムシも含めて昆虫にとってカフェインは強力な殺虫剤として作用しますが、この…
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スナック食品をやめられない理由

 スナック食品をやめられなくなる理由についての研究(Hoch et al., 2015)が公表されました。高カロリーの食物や脂肪分・炭水化物を多く含む食物は、通常の満腹状態を超えた過剰摂取の引き金となる可能性があり、エネルギー摂取量の増加は体重の増加につながることがあります。そうした食物は脳の報酬系内の活動を変化させると考えられており、…
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代謝の記憶

 摂取した食物に関するカロリー情報の記憶についての研究(Zhang et al., 2015)が公表されました。この研究は、ショウジョウバエの代謝の記憶に関与すると考えられる複数の遺伝子と、いくつかの脳領域を同定しました。ショウジョウバエは食物のカロリー量を記憶して、標準的なカロリー量の食物を好むように学習しますが、ショウジョウバエに高…
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カカオ豆の認知機能促進効果

 カカオ豆による高齢者の認知機能促進効果についての研究(Brickman et al., 2014)が公表されました。加齢に伴う認知機能の減退では、歯状回という脳領域に変化が見られ、この機能低下と記憶力の低下との関連の可能性が報告されています。この研究では、カカオ豆に多く含まれるフラバノールという成分を高齢者に投与したところ、多量に摂取…
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最近の競馬の結果や飲食関係の話題など

 色々とこの記事にまとめておきます。中央競馬のこの秋のGIはいずれも重賞未勝利馬が勝っているのですが、スプリンターズステークス以外は勝ち馬がそれなりに人気になっています(スプリンターズステークスの勝ち馬スノードラゴンは高松宮記念で2着になっており、今回は過小評価されてしまった、ということなのかもしれません)。馬券売り上げが低迷するなか、…
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大根の葉が美味い

 私は子供の頃から大根や人参の葉が本体?よりも好きなので、最近は葉を切り落とされた状態で大根や人参が売られているのを残念に思っています。先日、大根が2本1組で安く売られており、葉もそこそこ残っていたので、購入して葉を炒めて食べました。大根の葉を食べたのは久しぶりだったのですが、やはり美味いものです。その数日後、今度は珍しく葉を切り落とし…
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R.ランガム「調理で人類は進化した」

 ブログ用に書き溜めておいた記事がそれなりの量になったので、今日は記事を3本掲載します(その二)。  『日経サイエンス』2013年12月号の記事です。調理により人類は効率的に栄養を摂取できるようになります。そのことが人類史において重要な役割を果たしただろう、と考えている人は多いでしょう。ランガム氏が共著者の一人である以前の論文…
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桃とキウイのラッシー

 ミキサーを購入してラッシーを作るようになった経緯については、このブログで何回か記事にし、 http://sicambre.at.webry.info/201306/article_26.html http://sicambre.at.webry.info/201307/article_2.html http://sicambre…
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久々の神保町

 これは9月14日分の記事として掲載しておきます。先日、8年振りくらいに神保町に行ってきました。8年ほど経っているので、かなり変わったのかな、と予想していたのですが、書店・古書店については、私がよく行っていた頃とほとんど変わっていないようでした。よく行っていた頃のように、何軒も古書店に入ってみましたが、自室にもまだ読んでいない本が結構あ…
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バナナラッシー

 これは7月12日分の記事として掲載します。ミキサーを購入してラッシーを作るようになった経緯については、このブログで何回か記事にしましたが、 http://sicambre.at.webry.info/201306/article_26.html http://sicambre.at.webry.info/201307/articl…
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自家製ラッシー

 まだ日付は変わっていないのですが、7月4日分の記事として掲載しておきます。ラッシーを作ってみようと思い立った経緯については、このブログにて述べましたが、 http://sicambre.at.webry.info/201306/article_26.html http://sicambre.at.webry.info/201307…
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ミキサーと部屋の片づけ

 まだ日付は変わっていないのですが、7月2日分の記事として掲載しておきます。最近ラッシーにはまっており自分で作ってみようと思い立った、ということをこのブログで述べましたが、 http://sicambre.at.webry.info/201306/article_26.html そう思ったのは、確かずっと使っていないミキサーがあるは…
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