アクセスカウンタ

プロフィール

ブログ名
雑記帳
ブログ紹介
普段考えていることや気になっていることを気軽に書いていきます。文中の赤字の箇所にはリンクが張られています。文中の青字の箇所は引用文です。
当ブログの記事を引用されたり、当ブログの記事へリンクなさったりする場合、とくに通知は必要ありませんが、トラックバックを送信していただければ幸いです。
長文のコメントはできれば控えてください。当ブログの記事へ長文のコメントをなさりたい場合は、ご自身のブログにて述べて、当ブログの該当記事へトラックバックを送信していただければ幸いです。

メールアドレスは
alksnjdb@yahoo.co.jp
です。スパムよけのため、「@」としていますので、「@」に変更して送信してください。

ホームページのアドレスは
http://www5a.biglobe.ne.jp/~hampton/index.htm
です。

当ブログにおけるトラックバックとコメントの扱いについては、以下の記事をご参照ください。
http://sicambre.at.webry.info/200709/article_16.html
help リーダーに追加 RSS

鳥類の新たな分類

2008/07/05 05:20
 遺伝子配列に基づいた鳥類の新しい系統樹についての研究(Hackett et al.,2008)が報道されました。鳥類の系統樹について、私はほとんどまったく知らないので、この研究の衝撃をよく理解できていないのですが、教科書の修正も必要とのことで、どうもじゅうらいの通説をかなり覆す結果になったようです。

 鳥類は進化初期に種が急増した後、それぞれの集団が異なった環境に適応していき、複雑な進化の歴史を経たようです。具体的な分類ですが、たとえば、水辺を好むフラミンゴは近縁の水鳥と同じ分類に入らないそうです。夜行性や他の動物を補食する習性といった猛禽類の生態的地位も、多数の進化を経てきた結果である可能性がある、とされています。鳥類の形態・行動・生態的地位の類似性は、収斂進化である場合も少なくない、ということなのでしょうが、これは鳥類だけではなく、他の生物にもあてはまるのかもしれません。


参考文献:
Hackett SJ. et al.(2008): A Phylogenomic Study of Birds Reveals Their Evolutionary History. Science, 320, 5884, 1763-1768.
http://dx.doi.org/10.1126/science.1157704
記事へトラックバック / コメント


日本史上の人物の業績認知度

2008/07/04 19:03
 社会科の理解度を調べる目的で、2007年1〜2月に小学6年生と中学3年生を対象にした調査が行なわれ、その結果が公表された、と報道されました。小学6年生を対象にした調査では、小学校の学習指導要領に明記された42人の業績を示し、どの人物なのかを選ばせる問題が出され、正答率の1位は卑弥呼(99%)でした。幕末以降の政治家については、いずれも正答率が低くなっているのが大きな特徴です。

 この調査で気になるのは、卑弥呼が「邪馬台国の女王になった」とされていることです。卑弥呼が邪馬台国の女王ではなく倭国の王だということは、以前から指摘されているのですが(西嶋.,1999,第一章)、義務教育での歴史教育では、依然として卑弥呼は邪馬台国の女王だと教えられているということでしょうか。その他に気になったのは、小学校の学習指導要領に明記された42人のなかに、源義経が入っているのにたいして、天武天皇が入っていないことです。どういう基準でこの42人が選ばれたのか、どうもよく分かりません。


参考文献:
西嶋定生(1999)『倭国の出現』(東京大学出版会)
記事へトラックバック / コメント


モロッコで50万年以上前の人骨発見

2008/07/03 05:28
 2008年5月19日に、モロッコのカサブランカの採石場で、フランス・モロッコの共同チームにより、人類の完全な下顎骨が発見された、と報道されました。これは、モロッコにおける科学的発掘で発見されたものとしては、確認できるかぎりでは最古の人骨となります。報道では、この人骨はホモ=エレクトスのものとされています。

 この人骨は、以前に50万年前頃の人類の歯(エレクトスのものとされています)が発掘された層の下で発見されました。また、動物(ヒヒ・ガゼル・ウマ・サイ・ゾウ・小型哺乳類)の骨やアシューリアンの石器が共伴していました。この採石場では、1969年にもエレクトスの顎の骨が発見されていたのですが、考古学的管理下での発掘ではなく、偶然の発見でしたので、その意味でも今回の発見は貴重なものとなります。

 これらのモロッコの人骨は、アルジェリアのティゲニフ遺跡で発見された70万年前頃の下顎骨とは異なっています。ティゲニフ遺跡で発見された人骨は、ホモ=エレクトスとも分類されますが、ホモ=モーリタニクスとも分類されます。これらのことから、エレクトスをひじょうに多様性のある種と考えるのか、それとも更新世中期に複数の人類種がアフリカ北部に存在したと認識するのか、現時点では断定は難しく、さらなる当該時期の人骨の発見と分析が求められている、と言えるでしょう。
記事へトラックバック / コメント


来年の大河ドラマ『天地人』

2008/07/02 05:15
 すでに配役が一部発表になっていますが、現在までに発表されている分では、上杉景勝役の北村一輝氏と、上杉謙信役の阿部寛氏に注目しています。脚本にはあまり期待できなさそうですが、重要人物のこの二人の演技がよければ、ずっと見ることになるかもしれません。

 再来年の大河ドラマもすでに決定していますが、2006年と2007年と2009が戦国もの、2008年と2010年が幕末ものと、近年の大河ドラマは時代的に偏っています。たまには『平家物語』以前の時代や、室町時代のドラマも見てみたいものですが、『炎立つ』と『花の乱』が低視聴率だったので、なかなか難しそうです。『炎立つ』の1部と2部はかなりの名作だと思うのですが、あまり馴染みのない時代ということでしょうか。
記事へトラックバック 0 / コメント 2


古人類学の記事のまとめ(4)2008年4月〜2008年6月

2008/07/01 05:26
 2008年4月2日分の記事にて、このブログの古人類学関連の記事を整理して古人類学の記事のまとめ(3)
http://sicambre.at.webry.info/200804/article_2.html
として掲載しました。上記にまとめた記事よりも前のものについては、古人類学の記事のまとめ(0)
http://sicambre.at.webry.info/200709/article_29.html
古人類学の記事のまとめ(1)
http://sicambre.at.webry.info/200707/article_29.html
古人類学の記事のまとめ(2)
http://sicambre.at.webry.info/200712/article_31.html
として整理しています。上記の記事を掲載した後にも新たな研究が発表され、古人類学関係の記事が増えてきましたので、2008年4月以降の古人類学関連の記事を整理しておこうと思います。私以外の人には役立たないでしょうが、このブログは不特定多数の読者がいるという前提のもとに執筆しているとはいえ、基本的には備忘録的なものですので、今後もこのような自分だけのための記事が増えていくと思います。


●ホモ属登場以前の人類関連の記事
チャデンシスとバーエルガザリの年代
http://sicambre.at.webry.info/200804/article_9.html

NHKスペシャル『病の起源 第1集 睡眠時無呼吸症〜石器が生んだ病〜』
http://sicambre.at.webry.info/200804/article_16.html

トゥゲネンシスとフロレシエンシスの大腿骨の分析
http://sicambre.at.webry.info/200804/article_28.html

ボイセイの食性
http://sicambre.at.webry.info/200805/article_6.html

霊長目の運動時の消費エネルギーから見た霊長目の生態と起源
http://sicambre.at.webry.info/200805/article_20.html


●ネアンデルタール人・現生人類以外のホモ属関連の記事
肉食中心だった後期のネアンデルタール人
http://sicambre.at.webry.info/200804/article_31.html

下部旧石器時代のシリア
http://sicambre.at.webry.info/200805/article_23.html

フンマル遺跡のムステリアン層
http://sicambre.at.webry.info/200806/article_14.html

レヴァントにおける早期ムステリアン
http://sicambre.at.webry.info/200806/article_17.html

シリアのフンマル遺跡での新たな発掘
http://sicambre.at.webry.info/200806/article_19.html


●ネアンデルタール人関連の記事
FOXP2遺伝子の研究からみたネアンデルタール人と現生人類の混血の可能性
http://sicambre.at.webry.info/200804/article_21.html

テシク=タシュとスタローゼリーの子供の人骨の分析
http://sicambre.at.webry.info/200804/article_32.html

ウズベキスタンでネアンデルタール人骨発見
http://sicambre.at.webry.info/200805/article_28.html

ネアンデルタール人による高水準な技術の石器?
http://sicambre.at.webry.info/200806/article_26.html

セルビアでネアンデルタール人の祖先発見?
http://sicambre.at.webry.info/200806/article_30.html


●フロレシエンシス関連の記事
足の分析から支持されるフロレシエンシス新種説
http://sicambre.at.webry.info/200804/article_20.html

フロレシエンシスの近縁集団はオーストラリアに進出?
http://sicambre.at.webry.info/200805/article_29.html

『ホモ・フロレシエンシス』上・下(日本放送出版協会、2008年)
http://sicambre.at.webry.info/200806/article_15.html

フロレシエンシスの祖先集団も小柄だった?
http://sicambre.at.webry.info/200806/article_18.html


●現生人類の起源や象徴的思考に関する記事
人類最古の弓矢
http://sicambre.at.webry.info/200804/article_3.html

アフリカにおける初期現生人類集団の動向
http://sicambre.at.webry.info/200804/article_29.html

レヴァントの早期現生人類は絶滅した?
http://sicambre.at.webry.info/200805/article_14.html

レヴァントにおける中部〜上部旧石器時代への移行
http://sicambre.at.webry.info/200805/article_21.html

核ゲノムによる人類拡散経路の復元
http://sicambre.at.webry.info/200805/article_27.html

旧石器捏造事件と多地域進化説
http://sicambre.at.webry.info/200806/article_9.html


●その他の記事
アメリカ大陸最古の人類の痕跡
http://sicambre.at.webry.info/200804/article_6.html

崎谷満『DNAでたどる日本人10万年の旅』第2刷
http://sicambre.at.webry.info/200804/article_11.html
http://sicambre.at.webry.info/200804/article_12.html

中国大陸における人類の遺伝的構成の変化
http://sicambre.at.webry.info/200804/article_19.html

新たな方法による人類系統図
http://sicambre.at.webry.info/200805/article_9.html

モンテ=ヴェルデ遺跡で14000年前頃の人類の痕跡が確認される
http://sicambre.at.webry.info/200805/article_10.html

サハラの砂漠化は緩やかだった
http://sicambre.at.webry.info/200805/article_12.html

過去80万年間の気候の記録
http://sicambre.at.webry.info/200805/article_19.html

最古の極北地住民と現代の住民との不連続性
http://sicambre.at.webry.info/200806/article_2.html

更新世末期の急激な気候変動
http://sicambre.at.webry.info/200806/article_23.html
記事へトラックバック / コメント


セルビアでネアンデルタール人の祖先発見?

2008/06/30 05:40
 セルビア南部のシセヴォ峡谷の小洞窟で発見された25〜13万年前頃の人骨(3本の歯の残った下顎骨)は、ネアンデルタール人の祖先集団の一員のものだったかもしれない、との見解が報道されました。この報道では、この人骨はエレクトスのものかもしれないとされていますが、おそらくはハイデルベルゲンシス的な人類も含めてエレクトスと分類する見解が採用されているのでしょう。

 ネアンデルタール人は、おそらく欧州の寒冷な気候に適応した集団なのでしょうが、その形成過程については、まだ不明な点が多いと言うべきでしょう。この人骨は、ネアンデルタール人の起源を解明する手がかりになるのではないか、と期待されます。もっとも、かりにこの人骨がネアンデルタール人とは関連がないとしても、ひじょうに貴重な発見であることは間違いありません。
記事へトラックバック / コメント


宝塚記念結果

2008/06/29 15:59
 阪神では中央競馬の上半期を締めくくる宝塚記念が行なわれ、逃げたエイシンデピュティがメイショウサムソンの追い込みを頭差しのいで勝ちました。メイショウサムソンは、スタートはよかったのですが、その後外から寄られると後方に下がってしまい、よく追い込んできたもののわずかに届きませんでした。前に行こうと思ってもいけなかったのか、内で包まれるのを嫌ったのかもしれませんが、武豊騎手の駄騎乗だったと思います。武豊騎手の時代の終焉を改めて見せつけられたという感じです。4歳牡馬勢はアサクサキングスの5着が最高の成績で、5歳以上もけっして強くないのに、一線級がそろってこの成績とは、ロックドゥカンブの故障もあったとはいえ、やはり4歳牡馬勢はとてつもなく弱いということなのでしょう。
記事へトラックバック / コメント


月別リンク