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zoom RSS 酸素濃度上昇の要因

<<   作成日時 : 2009/04/11 00:00   >>

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 太古の地球における酸素濃度上昇の要因について論じた研究(Konhauser et al., 2009)が報道されました。地球上で大気中の酸素濃度が上昇したのは24億年前頃とされ、その要因は大気中のメタン濃度の低下だと考えられています。これは、大酸化事変(GOE)と呼ばれていますが、大気中のメタン濃度が低下し始めた原因は、まだよく分かっていません。

 この研究では、ニッケルの欠乏がメタン濃度の低下の原因だと推測されています。27億年前の堆積岩からは、それ以前よりもニッケルが欠乏していったことが明らかになりました。これは、上部マントル温度が低下し、ニッケルを多く含む火山岩の噴出が減少して、海に溶け出すニッケルも少なくなったためだ、と推測されています。ニッケルはメタン細菌の持ついくつかの酵素の重要な補因子で、ニッケルの減少によってメタン生成生物の活動が抑制され、生物起源のメタン供給が減少していったのではないか、というわけです。


参考文献:
Konhauser KO. et al.(2009): Oceanic nickel depletion and a methanogen famine before the Great Oxidation Event. Nature, 458, 750-753.
http://dx.doi.org/10.1038/nature07858

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