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zoom RSS 歯のエナメル質の起源

<<   作成日時 : 2015/10/03 00:15   >>

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 歯のエナメル質の起源に関する研究(Qu et al., 2015)が公表されました。エナメル質は脊椎動物に特有の組織で、現在は歯に付随しています。しかし、原始的な化石魚類の多くは、鱗上にガノインというエナメル様の組織を有しています。そのため、エナメル質は歯で出現して鱗に広がったのか、それともその逆だったのか、という問題が提起されていました。この研究は、化石魚類Psarolepisの標本と、硬鱗(ガノイン鱗)を身にまとう現生魚類ガーについて調べた結果、ガノインがエナメル質と相同であり、おそらく皮膚でガノインが生じ、その後に歯に移行したことを示す組織学的および遺伝学的な証拠が得られた、と報告しています。以下は『ネイチャー』の日本語サイトからの引用です。


ゲノム進化学:ゲノムおよび化石の新たなデータで明らかになったエナメル質の起源

ゲノム進化学:歯のエナメル質の起源を示す化石魚類からの手掛かり

 エナメル質は脊椎動物に特有の組織であり、現在は歯に付随して見られる。しかし、原始的な化石魚類の多くは、鱗上にガノインというエナメル様の組織を有している。このことはエナメル質の進化に関してさらなる疑問を提起する。エナメル質は歯で出現して鱗に広がったのだろうか、それともその逆だったのだろうか。今回P Ahlbergたちは、化石魚類Psarolepisの標本と、硬鱗(ガノイン鱗)を身にまとう現生魚類ガーについて調べた。その結果、ガノインがエナメル質と相同であって、おそらく皮膚でガノインが生じ、その後、歯に移行したことを示す組織学的および遺伝学的な証拠が得られた。



参考文献:
Qu Q. et al.(2015): New genomic and fossil data illuminate the origin of enamel. Nature, 526, 7571, 108–111.
http://dx.doi.org/10.1038/nature15259

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