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zoom RSS 渉禽類の社会的に同調されたリズムの多様性

<<   作成日時 : 2017/01/08 00:00   >>

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 これは1月8日分の記事として掲載しておきます。渉禽類(シギ・チドリ類)の社会的に同調されたリズムの多様性に関する研究(Bulla et al., 2016)が公表されました。生物リズムはあらゆる生物に認められますが、社会性の種では、こうしたリズムを集団内の他の個体と同調させる必要があります。この研究は、あらゆる生物に認められる生物リズムが、社会性の種ではどのように集団内の他の個体と同調しているのか、検証しています。この研究が対象としたのは渉禽類(シギ・チドリ類)32種で、91個体群の729の巣から得たデータが用いられました。その結果、環境条件が類似し、24時間という一様な環境信号があるにもかかわらず、社会的同調により、飼育下の鳥類での研究から推測されたよりもはるかに多様な行動リズムが生じ得る、と明らかになりました。飢餓ではなく捕食のリスクが、生物リズムの多様性の重要な決定要因である可能性がある、と指摘されてます。以下は『ネイチャー』の日本語サイトからの引用です。


社会進化学:渉禽類の社会的に同調されたリズムの意外な多様性

社会進化学:子育ての負担を分かち合う

 生物リズムはあらゆる生物に認められるが、社会性の種では、こうしたリズムを集団内の他の個体と同調させる必要がある。今回M Bullaたちは、共に子の世話に当たっている両親が互いの生物リズムをどのように同調させるのか、という問題に取り組んでいる。両親が互いのスケジュールを同調させて連続的な抱卵を成し遂げる渉禽類(シギ・チドリ類)32種について、91個体群の729の巣から得たデータを用いた研究から、環境条件が類似していても、また24時間という一様な環境信号があるにもかかわらず、社会的同調によって、飼育下の鳥類での研究から推測されたよりもはるかに多様な行動リズムが生じ得ることが分かった。飢餓ではなく捕食のリスクが、生物リズムの多様性の重要な決定要因である可能性がある。



参考文献:
Bulla M. et al.(2016): Unexpected diversity in socially synchronized rhythms of shorebirds. Nature, 540, 7631, 109–113.
http://dx.doi.org/10.1038/nature20563

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