イラン大統領選

 現職のアフマディネジャド大統領が2/3ほどの高得票率で再選となりました。事前の日本での報道ではムサビ元首相とは接戦と予想されており、決選投票になるのではないか、とも言われていただけに、予想以上の大差がついてしまいました。この予想の間違いは、首都テヘランの市民の動向を全国的な傾向と判断したことによるのかもしれませんが、地域別の得票率を把握していない現段階では、原因の追究の難しいところです。

 アフマディネジャド大統領再選の要因としては、反米・イスラエル的な政治姿勢が評価されたこともあるかもしれませんが、腐敗追求の姿勢が筆頭に挙げられるように思われます。アフマディネジャド政権の経済政策は、原油高という恵まれた状況のわりには成功したとは言いがたいでしょうが、全体的な富の向上よりも、不平等の是正のほうが支持された、ということでしょうか。もっとも、ムサビ元首相の支持者は、開票に不正があったとして抗議活動を行なっています。ただ、この問題の真相の追求は、政権交代がないかぎり難しそうです。

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    Excerpt:  これは5月23日分の記事として掲載しておきます。イラン大統領選はこのブログを始めてからでは今年(2017年)で3回目となりますが、過去2回の2009年(関連記事)と2013年(関連記事)の時も言及し.. Weblog: 雑記帳 racked: 2017-05-21 19:55