大河ドラマ『おんな城主 直虎』第1回「井伊谷の少女」

 これは1月9日分の記事として掲載しておきます。いよいよ今年(2017年)の大河ドラマが始まりました。15年ほど前に中世~近世移行期にはまり、色々と調べたことがありました。今でも中世~近世移行期への関心はあるのですが、以前よりも優先順位はかなり下がっています。以前ならば、この作品について時代背景も含めて色々と語りたくなったところでしょうが、勉強不足は否めず、歴史的背景について語るのは難しそうです。したがって、史実・通説との比較や歴史ドラマとして適切なのかということよりも、物語として楽しめるのか、という観点で視聴していくつもりです。

 今年の大河ドラマは、知名度の低い井伊直虎(次郎法師)が主人公です。私の観測範囲ではほとんど盛り上がっておらず、期待値はかなり低いように思われ、視聴率は苦戦しそうです。もっとも、これは「声の大きい」大河ドラマ愛好者の意見が目立ちやすいネットでの印象なので、じっさいの予想は難しいところです。大河ドラマの視聴率低迷が続くようだと、近いうちに大河ドラマの廃止論がNHK内部でも本気で主張されるようになるのではないか、と懸念されるだけに、本作には昨年放送の大河ドラマ『真田丸』に匹敵するくらいの視聴率を期待しています。

 さて、初回についてですが、オープニングは、背景の画像がごちゃつきすぎのように思います。もう少しすっきりとした方が私の好みです。音楽は、さほど良いとは思いませんでしたが、聴き続けると印象が変わってくるかもしれません。冒頭で先の出来事を少し描き、その後過去にさかのぼって本格的に物語が始まるという手法は、近年の大河ドラマではすっかり定着したように思われますが、今回は、先の出来事は実質的には描かれず、成人後の主人公がイメージカットでごく短時間登場しただけでした。これは、2012年放送の大河ドラマ『平清盛』と同様です。こうした手法が用いられるようになったのは、遅くとも第2回の後半以降に主人公の成人役を登場させれば、主演を毎回オープニングのクレジットに載せることができるからだろう、と私は邪推しています。

 話の方は、主人公の「おとわ(直虎)」と同年代の亀之丞(井伊直親)・鶴丸(小野政次)との絆を中心に、井伊家の内情と周囲の情勢が描かれ、戦国時代の小領主の物語として、さほど悪くはなかったと思います。ただ、今回の登場人物で有名なのは今川義元くらいでしょうし、狙って笑いを取りに行くようなところがなく、全体的に地味な感じは否めませんでしたから、やはり視聴率の苦戦は否めないでしょう。初回だけで判断するのは時期尚早ですが、まずまず楽しめたので、一年間視聴を続けることになりそうです。ただ、感想記事の執筆は途中で挫折するかもしれませんが。

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    Excerpt: 皆さんこんばんは。今回は、ついに今年の大河ドラマ『おんな城主直虎』の感想に入ります!去年の大河ドラマ『真田丸』の感想は最終的に1回1回書くようになったので非常に時間がかかってしまいましたが、今回は『真.. Weblog: Coffee, Cigarettes & Music racked: 2017-10-07 20:02