大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』第20回「恋の片道切符」

 嘉納治五郎がクーベルタンに手紙を送ったことにより、1920年開催のアントワープ夏季オリンピック大会の種目にマラソンが採用されることになりました。金栗(池部)四三は他の選手とともに、アメリカ合衆国を経由しての太平洋から大西洋への航路でアントワープへと向かいます。アントワープで四三は三島弥彦と久々に再会します。1912年のストックホルム夏季オリンピック大会では四三と三島だけだった日本選手ですが、今回は15人が出場し、四三と三島は感慨深げでした。しかし、マラソンに出場した四三は金メダルを期待されながら、長年の無理による疲労蓄積もあって16位に終わりました。期待のマラソンで日本勢が惨敗したことで、日本での結果報告会は大荒れとなります。四三を罵倒する人々にたいして、妻のスヤは夫を擁護します。傷心の四三はすぐには帰国せず、ベルリンを訪問していたところ、槍投げの練習に励む女性たちと遭遇します。これが次回以降の展開とつながってきそうです。

 今回は世代交代が主題となっていた感もあり、これまでの積み重ねを経ての描写には感慨深いものがありました。古今亭志ん生(美濃部孝蔵)だけではなく帝大生時代の田畑政治も描かれ、今後の展開の布石として悪くはなかったと思います。また、本作の弱点とされる本筋との接続の悪さも、田畑に関しては解消されつつあるように思います。まあ、古今亭志ん生の方は相変わらず本筋との接続が悪く、本作の弱点が解消されたとは言えません。もっとも、こちらの方も、弟子の五りんと本筋との関係が示唆されているので、今後上手く接続されるのではないか、と今でも期待しています。

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