大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』第35回「民族の祭典」

 ベルリンで夏季オリンピック大会の始まる前日の1936年7月11日、1940年夏季オリンピック大会の開催地を決定するIOC(国際オリンピック委員会)総会が開催されました。ローマが辞退したため、東京とヘルシンキの一騎討ちとなり、嘉納治五郎の演説の効果もあったのか、東京に決定します。嘉納に呼ばれて東京に戻って来た金栗四三も喜び、弟子の小松に1940年の東京大会で金メダルを取らせるよう、決意を固めます。いよいよベルリンで夏季オリンピック大会が始まり、ナチス政権による大規模で統制された内容に、嘉納をはじめとして日本人は圧倒されます。IOCのラトゥール会長はそんな嘉納に、東京はベルリンを真似る必要はない、と助言します。

 今回は、オリンピックの光と影が描かれました。本作はこれまでオリンピックの暗い側面も描いてきましたが、今回はナチス政権下の差別と日本の朝鮮統治の意味を問いかけるような内容にもなっており、近代史を舞台にした大河ドラマらしくなっていたように思います。田畑政治のベルリン大会への違和感を強調することで、ベルリン大会の問題点を浮き彫りにする構成はなかなかよかった、と思います。今回、シマの娘のりくが再登場しましたが、おそらくは五りんの母親なのでしょう。まだ、落語場面と本筋とのつながりは明示的ではありませんが、どのようにつながってくるのか、期待しています。

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