大河ドラマ『花燃ゆ』第39回「新しい日本人」

 今回最初に描かれたのは毛利敬親の死でした。作中で敬親が最後に話したのは美和(文)でした。まあ美和が主人公なので、これも仕方のないところでしょう。物語はすでに明治時代を迎えており、廃藩置県まで話が進みます。毛利家当主も東京に移ることになり、毛利家の奥も閉じられることになります。本作の「大奥」編もこれで完全に終わりとなり、今後は本格的に明治編に入ることになりそうです。もっとも、近代化は短期間で完了したわけではなく、この頃だとまだ江戸時代の雰囲気が多分に残っていたのでしょう。本作も、東京では近代化の様相を見せつつも、萩ではまだ江戸時代の雰囲気を多分に残しています。

 美和は銀姫にも慰留されますが、東京に行かず、萩の実家に戻ることを決意します。銀姫は美和に感謝し、その功績を称えます。主人公補正と言うべきでしょうか。下野した楫取素彦(小田村伊之助)は妻子とともに耕作をして暮らしていました。美和の姉で楫取素彦の妻である寿は、上昇志向の強い野心的人物だったのですが、夫が下野しても満足しているようです。幕末の動乱を経て心境が変化したのかもしれませんが、この変化がどのように生じたのか、どうも思い出せません。私が見落としているか、忘れているだけかもしれませんが・・・。明治編に入っても相変わらず山場がなく、面白いわけではありませんが、この後群馬に舞台が移ってどうなるのでしょうか。

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