大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』第13回「復活」

 ストックホルムでの夏季オリンピック大会は終了しました。マラソンに出場した金栗四三は行方不明となり、日射病で倒れて宿舎に運ばれ、翌朝目を覚ました。今回は、四三が意識を失ってから宿舎に戻るまでに何があったのか、描かれました。コースを間違えた四三は日射病のため朦朧としながらある家で倒れ、茶会中の人々に介抱された後、内田公使とダニエルに宿舎へと連れて帰ってもらったのでした。四三は、足袋をあげたポルトガルのラザロ選手が日射病で亡くなったことを、三島弥彦から聞かされます。

 今回は、主人公の敗北、それも完走できなかったという屈辱の後が描かれました。四三に寄せられていた人々の期待との落差は残酷なもので、マラソンで死者が出たことも描かれており、本作が単なるオリンピック称賛物語になっていないのはよい、と思います。まあ、「アリバイ作り」と批判的に考えている人もいるでしょうが。今回は、古今亭志ん生の初高座にかなりの時間が割かれました。しかし、今回もそうでしたが、1912年前後と1960年前後の古今亭志ん生の場面はオリンピックと上手くつながっていません。ここも、本作の視聴率低迷の一因なのでしょう。今後、古今亭志ん生の場面とオリンピックとが上手く接続されるとは予想しているのですが、それまでに脱落する視聴者が多そうです。これで第1章は終了となります。第2章は再来週からの放送となり、本作を酷評する人は少なくないようですが、私は楽しみにしています。

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